テクニカル・ファンダメンタルズ分析の正しい選び方と意外な落とし穴

 

投資は確実性というものが存在しない以上、ギャンブル的な要素があるのは確かなことです。

しかし、そのギャンブル性を少しでも薄めてくれるのが分析というものです。

 

ですから、分析した内容からマーケットへと勝負をかけ、そして未来の株価へ対応するのが投資家・トレーダーの仕事になります。

 

さて、分析方法には大まかにテクニカル分析ファンダメンタルズ分析の2つに分けることが出来ます。

 

テクニカル分析とは過去のチャートの形から未来の株価を判断するもの、ファンダメンタルズ分析とは企業内容や景気から判断するものです。

 

投資をするならこの分析方法の選択によって投資手法がほぼ決定されていきます。

 

今回は投資・トレードの本質を追求するために、2つの分析方法のそれぞれメリット、デメリットを洗い出し、意外と知らない分析の落とし穴、盲点までを探っていきます。

 

その結果、テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析からどのような利益の形、そして時間軸等、それぞれ分析方法に対する相性の良い選択方法を知ることで、今後の投資・トレードにおいて役立つことが出来れば幸いです。

 


 

 

株式投資、トレードには短期間、中長期間など投資への時間軸、また投資家がキャッシュや配当・優待等どんな利益の形を求めるのか、

投資を始める前に、まずは今現在の生活環境や資金力などを考慮し、あなたに合った投資手法を選択しなければなりません。

 

ほとんどの方はこの投資手法について最初に学んだ手法を生涯に渡って使って行くことが多いような気がします。

 

もちろんそのこと自体は悪いことではありませんが、利益をなかなか出せずに「これまでせっかく苦労して学んだのだから結果を出すまではやり続けよう!」とまるでコンコルド効果のような思考から、1つの投資手法に固執してしまうのは投資人生1度きりと考えた場合、非常にもったいないと判断できるでしょう。

 

別の例で言えば、格闘技の世界では型(形)というものがありますが、多くの格闘家が最初に習った型を生涯極めていくように、投資の世界でも最初に学んだ投資手法に固執し、他の手法に切り替えない場合が多いかと思います。

 

格闘技の世界ならお世話になった師匠や苦楽を共にした仲間との人間関係から他の型に移ることは現実的になかなか難しいと思いますが、その点、投資の世界にはそのような人間関係はほとんど存在しないと思います。

 

投資を始める前には色々な投資方法を学んで少しでも自分に合った投資方法を見つけることは最初の大事な仕事であり、もしかしたら1番大事な仕事なのかもしれません。

 

(コンコルド効果:旅客機コンコルドの商業的失敗になぞらえて、それまで投資した分を惜しみ損失が出ていることを認めていても止められない精神状態のこと)

分析方法

 

 

テクニカル分析

 

テクニカル分析とは、主に日足チャートからチャートの形を読み取り未来の株価を予想する分析方法です。

 

近年、急激に伸びてきた分析方法であり今では一般的な分析方法とも位置付けられています。

 

分析内容としてローソク足のチャート内に移動平均線、ボリンジャーバンド、またMACD(マックディー)などの多くのトレーダーに使われやすい指標を同時に表示することで今現在の相場が「上昇相場なのか?」、または「下降相場なのか?」を判断し売買のサインからトレードを行います。

 

現在のチャートの形が今後どのような形になるかを予想分析することがトレード上での前提となりますので過去のあらゆるチャートパターンをデータベースとしてどれだけ覚えているかがトレーダーとして勝負の分かれ目と言っても過言ではありません。

 

そのため、例えトレードを行っていない銘柄であっても普段からよくチャートを見ていることが『チャートの形』を覚えていく最高の勉強方法となります。

 

私ははじめ未来の株価を予想するのに「えっ、チャートの形だけで判断できるのか?」と、どちらかと言えば半信半疑な対応でしたが、

短時間で多くの銘柄チャートを分析出来ること、売買を繰り返す(後述する)順張り系のトレードではテクニカル分析が1番相性の良いことがテクニカル分析の人気の理由かと今では思っています。

 

ファンダメンタルズ分析

 

ファンダメンタルズ分析とは企業の内容、業績、そして財務状況。大きな視点から世の中の経済や景気状況により未来の株価を判断していく分析方法であり、株式投資の基本とされています。

 

分析方法としては会社四季報や決算短信、及び決算内容。経済面では為替相場や経済指標などがあります。

 

一般的には、現物取引から元金を担保に現物株を買い長期保有することで利益を狙いますが、チャート分析が苦手である場合、また普段忙しくあまり相場やチャートを見ることのできない投資家向けのゆっくり構える型の投資方法とも言えます。

 

売買に関して資金力は関係ありませんが、利益を狙うのであればやはり資金にある程度の余裕が必要とされるのがこのファンダメンタルズ分析による長期型の投資方法です。

 

投資期間

 

 

投資期間は、テクニカル分析は短期売買ファンダメンタルズ分析は中長期間が向いていると言えます。

 

おおまかに、短期売買とは売買したその日に手仕舞うデイトレードや、1日から10日位の持ち越しのトレードをめどに売買を行うスイングトレードのこと。

中長期間売買はおおよそ6カ月以上を保持する投資方法です。

 

テクニカル分析は短期売買の順張り系

 

テクニカル分析が短期売買に向いている理由として、順張りという投資方法に相性が良いことがあげられます。

 

順張りとは、「株価にトレンド(勢い)が出たら買って行く」トレード手法のことであり、投資の世界では「株価が高くなったら買い安くなったら売る」などと例えられますが、それはちょっと大げさな表現だとしても、

順張りの本当の意味とは「例え、株価が安くお買い得と思われるような低位株であってもいつ上昇してくれるかわからないような銘柄を買って待つよりも、目標株価への利益は薄いがもう既に上昇しトレンドが出ている銘柄を買って行くことで結果が早く分かりやすいトレードで勝負をする」ということです。

 

また、順張りは短期売買のため何度も売買を繰り返し、利益を追求することから、一般に売買することを『トレード』と言い、トレードする人を『トレーダー』と呼ぶ訳です。

 

ファンダメンタルズ分析は中長期売買の逆張り系

 

ファンダメンタルズ分析は、企業の内容が株価に反映されるには時間がかかることから中長期間での売買が適していると考えられます。

 

逆に考えると、コントロールされた仕手株以外の一般の銘柄については短期間では分析内容が株価に反映しづらいことが短期売買には向いていないと考えられます。

 

時間をかけた投資方法のため”株価が安いときに買い高くなったら売る”逆張り手法を狙うことが出来ます。

 

利益の種類(キャピタル・インカムゲイン)

 

 

テクニカル分析の利益の形は主にキャッシュ(キャピタルゲイン)です。

短期売買である以上は配当金や優待、またNISAなどを受けることは難しいです。

 

また、トレードを続けていけば買いだけではなく空売りをほとんどのトレーダーは行うことになっていくと思いますが、この空売りは売買のシステム上(流通上?)信用取引からしか売買を行うことが出来ません。

 

信用取引とは個人投資家にとって少ない資金でもレバレッジを効かせることのできる魅力的な取引ですが仮に資金が豊富にあったとしても空売りをする以上はこの信用取引からの取引となります。

 

ファンダメンタルズ分析の利益は株価上昇によるキャッシュ(キャピタルゲイン)、また現物株で取引を行えば配当・株主優待(インカムゲイン)を受けることもできます。(※上場企業は株主に対する配当・優待は義務ではありません)

 

取引の種類

 

 

取引方法に関しては、短期売買のテクニカル分析が空売りを行うことや個人投資家として少ない資金力のために信用取引が使われやすいこと、

そして中長期売買のファンダメンタルズ分析が配当:優待狙いから現物株を買うことで現物取引が使われやすいと言えます。

 

証券会社の利益は昔から手数料にありますから、現物取引中心の資金の豊富な投資家に対してだけではなく、資金の少ないトレーダーに対してもトレードを楽しめることが出来るよう信用取引口座を設けてくれています。

 

すなわち、ファンダメンタルズ分析での長期投資型の投資家からテクニカル分析による短期売買型のトレーダーまで投資家全体に対し証券会社は広く門戸を開いてくれているということです。

 


信用取引

 

信用取引とは証券会社に預けた元金の約3倍の金額で取引が出来ます。例えば、元金が100万円の場合は約300万円までの株取引が可能となります。

(証券会社により最低保証金の設定があります。例)楽天証券の最低保証金額⇒30万円)

 

空売りは売建と言って株券を借りてきて買戻すことからこの信用取引からの取引となります。

 

また、株を売買すれば現物株であれ手数料がかかりますが、この信用取引はお金を借りて売買を行っていますので金利が加算されます。株を借りてきていますので配当・優待を受けることはできません。

 

一般に信用取引が怖いとされている理由にポジションサイズを大きくしたオーバートレーディングによる追証(追加証拠金)がありますが、この信用取引があくまでもお金と株券を借りて投資をしているという内容を理解することが重要です。

 

適度な委託保証金率を維持することを念頭に置いてトレードルールを守れるのであれば信用取引を使ってトレードしていいと思います。

 

現物取引

 

現物株は、元金からの取引ですので株を買えば証券会社からの手数料はかかりますが、信用取引のように日々の金利はかからず追証も存在しません。

 

また、インカムゲインとしての配当・優待を受ける権利が生じます。空売りは行えません。

 

投資と投機、その違い?

 

 

テクニカル分析は投機、ファンダメンタル分析は投資の意味合いが強いとされています。

 

これは売買の内容がテクニカル分析の場合、企業内容とは関係なしにチャートの形から短期間で数をこなしたトレードを行うのに対して、ファンダメンタル分析は、投資する銘柄を絞ること。

 

また投資先である企業内容への期待感、お互いのwin-winの関係に時間をかけて求めることがその理由です。

 

蛇足ですが、そのような背景から長期投資の投資家は短期売買のトレーダーに対し、我々投資家と一緒にするなと言わんばかりに「トレーダーは投資家ではない。あれは投機だ。」などと言ったりもします。

しかし、投機と投資のはっきりした境界線はありません。

 

テクニカル分析派の欠点

 

テクニカル分析は過去の株価の動きを分析することで、未来の株価を予想するものです。

 

分析好きなトレーダーは過去の分析ばかりにフォーカスしてしまう傾向にあります。

 

しかし、投資・トレードで重要なことは過去の分析ではなく未来の株価への対応です。

 

テクニカルトレーダーはチャートの左側(過去)ばかりしか見ようとせず、右側(未来に)に対応しようとしていないことがあります。

 

分析は大事ですが、フォーカスするのはチャートの左側ではなくあくまでも右側なのです。

 

投資家の意志を反映していないテクニカル分析

 

 

テクニカル分析ではチャート上に点と点を結んでできるトレンドライン(パーテーション)があります。

これは初心者にとっては学びやすい指標のひとつです。

 

しかし、欠点を言えば、トレンドラインが直線であるがゆえに簡単に個人の都合でいくらでもラインを引けてしまうということです。

 

例えば、株を買いたいと思ったら、チャート上に上昇トレンドだけを引くことで、初心者は納得がいくかも知れません。

ですが、よく見れば同じチャート上に下降トレンドも存在しているはずです。

 

人間の視点は曲線よりも直線を好みます。

 

ですから、ついチャートを見れば直線であるトレンドラインを引きたくなる気持ちになると思いますが、

「買われれば上昇し、売られれば下降する」のが株の原理原則である以上、個人の都合で引いたトレンドラインは投資家全体の意志を反映しないことから株価上昇とは全く関係ないということを理解することです。

 

これはトレンドラインだけではなく全てのテクニカル指標にも言えることです。

 

ファンダメンタルズ分析派は、テクニカル分析派に対して「チャートに線(トレンドライン)ばかり引いて何が分かるの?(笑)」なんて揶揄したりもしますが、それが実際に一理あることはトレードをしていれば理解できると思います。

 

ですから、自己都合によるトレンドラインの引きすぎには十分注意しましょう。(私も気を付けます!💦)

 

さて、ここで、本当にテクニカル分析で難しい指標とは、なんだと思いますか?それは、移動平均線などの曲線です。

 

ファンダメンタルズ分析派の欠点

 

ファンダメンタルズ分析がデイトレードに適していないことは株トレードをしていれば誰でも分かると思います。

 

寄付きなどでは企業のトップニュースからギャップアップ・ギャップダウンに取り入れたトレード手法もありますが、それはトレードのテクニックでありファンダメンタルズ分析とは違います。

 

また株を持ち越すスイングトレードなどの短期売買もファンダメンタルズ分析からのトレードは難しいと言えます。

 

理由は、一般的な分析方法である四季報が短期間では株価に反映しづらいこと。

 

また企業の決算、及び決算短信の内容は投資家には一切分からないので発表前の株の買いはリスクが高いこと。

(投資家の混乱を避けるために)上場企業の決算(短信)発表はマーケット終了直後(15:00)に比較的多く、翌日の寄付きで決算内容が株価に反映されやすいことから、寄付き後に株を買っても株価の値上がりを期待するのは難しいことが挙げられます。

 

短期売買では決算を利用するのはリスクが高く難しいことなのです。

 

実際に分析から株価が上昇しても時間差が生じることが多く「本当に分析内容が株価上昇に反映したのかどうか分からない!?」といったことが起こりやすいのもこの短期間でのファンダメンタルズ分析の特性でもあります。

 

以上のことから、ファンダメンタルズ分析の欠点は分析内容に対して、いつ株価が上昇するのか?」という時間を加味できないということなのです。

 

セミナー会場などでは、弁舌にすぐれたアナリストが大勢の投資家を前にして企業内容が良くこれから上昇しそうな企業の株式を勧めることがよくあります。

 

しかし、会場が盛り上がったところで、一人の聴衆者が一言「ではその株はいつ上がりますか?」と聞かれるとこれまでは威勢の良かったアナリストが一瞬で言葉に詰まりその後何も答えられなくなってしまうという笑えない話のパターンが投資の世界にはあります。

 

ですが、これはアナリストにとっては仕方のないことなのです。

なぜなら、株の未来はアナリストだけではなく誰にも分からないからです。

 

唯一、わかっていることは、買われれば上がるのが株」という原理原則です。

 

投資家の意志を反映していないファンダメンタルズ分析

 

ファンダメンタルズ分析の世界では本当に頭脳明晰な分析をする研究者、学者的な方もいて、分析内容を見ると本当に感嘆とさせられます。

 

しかし、その分析内容が投資家の意志を反映しているかというとそれは別問題のような気がします。

 

ノーベル経済学賞の受賞者が投資会社やヘッジファンドにヘッドハンティングされても結果を出せなかったことが世界の話題にもなりましたが、素朴な質問として、そもそも彼らは1番肝心な投資家の意志を反映した分析を行っていたのでしょうか。

 

更に株式投資というものがそもそもゼロサムゲームの要因が強いことを理解していたでしょうか?

個人的には、とても気になります。

 

ファンダメンタルズ分析からの投資方法

 

ファンダメンタルズ分析の実際のトレードでは売買のサインが少ないために一度ポジションを取るとその後のマーケットに変化が起きても指をくわえて何もできずじまいなことが起こります。

 

なぜなら、そもそもファンダメンタルズ分析からの売買では独自の仕掛け方法があまりなく、株を買おうとしても成行注文からでは芸がなく、よって仕掛けから手仕舞い、損切までを移動平均線やボリンジャーバンドなどのテクニカル分析によるトレード手法に頼ることが多いからです。

 

また、相場にトレンドが出ていて利乗せ(増玉)を行うにしてもやはりテクニカルトレードに頼ることになります。

 

「分析内容はファンダメンタルズ分析であっても実際の売買はテクニカルトレードを使う。」

これがファンダメンタルズ分析の投資方法です。

 

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短期売買でテクニカル分析が向いている理由

 

短期売買でも売買のサインが多いのがテクニカルトレードです。

 

しかし、サインが多いからと言って必ずしもトレードの勝率が高くなるわけではありません。

サインが多いということはそれだけダマシに合う回数も多くなります。

 

また、チャートから早くサインを見つけてもそれが本当にこれから株価に反映されるかは分かりません。

 

例えば、ポピュラーな指標であるMACDでは一般的にはゴールデンクロスしたら買い、デッドクロスしたら売りを意味しますが、同じMACDの中にあるヒストグラムという棒グラフを確認すればゴールデンクロスやデッドクロスよりも一足先に買いと売りのサインが出ていることがよくあります。

 

しかし、このヒストグラムからの売買サインが本当に株価に反映されるか、またはダマシに合うかは分からないということです。

 

テクニカル分析の能力がついてくると色々な指標から多くの売買のサインを確認できるようになりますが、同時にトレードそのものが上手でないと出てくるサインに翻弄されてしまうということです

 

なぜなら、売買のサインは必ずしも一方の方向に出るのではなく、買いと売りの両方を同じタイミングで出してくることが相場ではほとんどなのです。

 

例えば、プロトレーダーほど使う指標はシンプルだと言われますが、実はチャート上の指標からたくさん出ている売買のサインを絞るために削って(捨てて)いるだけなのです。

 

その結果、彼らプロのトレードが外見的にはシンプルなトレードに見えるのでしょう。

 

ファンダメンタルズ分析では売買のサインは多くありません。

なぜなら、基本的には分析内容である四季報や決算内容などの更新率が低いからです。

 

以上をまとめると、

 

  • 短期間においてテクニカル分析は売買のサインが多く出やすいがトレードがうまくできないと利益には結びづらい
  • ファンダメンタルズ分析は短期間では売買サインが少ないのが特徴

 

になります。

 

以上の結果から分かることが、短期売買ではトレードに自信があることを前提にすれば、テクニカル分析の方が、ファンダメンタル分析よりも利益を狙いやすいトレード手法と考えられるのです。

 

両方の分析方法をバランス良く取り入れる

 

 

ファンダメンタルズ分析が売買においてテクニカルトレードを使うようにテクニカル分析も短期売買であってもファンダメンタルズ分析の要素を取り入れたトレードを行うことを勧めます。

 

例えば、過去に、サブプライムローンやリーマンショック、また災害時には日本の株価にも大きな影響を与えました。

 

テクニカル分析がいくらチャートの形で判断する方法であっても経済ショックや災害時にはチャート分析を崩壊させるような値動きとなります。

 

投資家としての利益を守るためにもファンダメンタルズ分析をいつでも受け入れる用意をしていなければならないということです。

 

すなわち、テクニカル分析にしろ、ファンダメンタルズ分析にしろ、どちらか一方に偏った分析方法によるトレードは逆に難しいと考えて良いでしょう。

 

テクニカル分析が主流になった理由

 

前述のように、テクニカル分析とは企業の内容や世の中の景気等を考えずにチャートの形から今後の株価の動きを予想する分析方法です。

 

売買のサインが多く手数が出しやすいというトレードの面白さに加え、ネット証券による手数料の大幅な値下げにより売買が多くされるようになったことで短期売買が増え、よってテクニカル分析の投資家が比例して増えた大きな理由かと思われます。

 

株の天気予報

 

 

投資の世界では「数年後の株価は予想出来ても明日の株価は分からない。」などと例えられたりもします。

(数年後の株価が予想できるくらいなら「悩まず株を買えばいいのでは?」という意見がさっそく出てきそうですが…(怖)、あくまでも例えです。)

 

数年後の株価はなんとなく分かるような気がしても、明日の株価なんて誰もわからないことは確かなことです。

 

もし分かれば、当然明日にでも大金持ちになっていることでしょう。

 

特に中長期売買型のファンダメンタルズ分析の場合は季節感で例えた春夏秋冬のように「来年の1月頃はだいたいこんな感じの陽気だろう。だから株価もだいたいこんな値段になるだろう」みたいな長期的な捉え方がありますが、

短期売買型のテクニカル分析で考えた場合、明日の天気、すなわち、『明日の株価』は誰にも分からないということなのです。

 

投資に完璧を求めない理由

 

株は確実性の無いものです。

ですから完璧な分析方法及び投資方法は存在しません。

 

完璧を求めようとしないことを前提とし分析をしていくことが投資では非常に大事なことです。

 

かつて世界の経済システムに対し「資本主義は素晴らしいのではなく存在する1番ましな経済システムなだけだ」とも言った歴史上の偉人であるチャーチル元首相の言葉を拝借させていただけるなら、

「投資におけるテクニカル分析もファンダメンタルズ分析も存在する1番ましな分析方法」とも解釈できます。

 

この世に完璧なものは存在しないということです。

 

元々確実性のないものに対し分析をして投資しているのが株である以上、今のあなたの分析方法が最高ではなく今現在一番ましな分析方法及びトレード手法なのかも知れません。

 

しかし、それでいいのではないでしょうか。

 

最後に

 

株の初心者は、投資を始める前に存在する投資方法を全て調べ実際に試すことは不可能なことですが、

せめて自分がテクニカル分析に向いているのか、それともファンダメンタル分析に向いているのかは、投資をしていればなんとなく分かってくることです。

 

あなたの環境や資金、性格に合った投資・トレード方法を選択することが何よりも大事なことは確かなことです。

 

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テクニカル分析 ファンダメンタルズ分析
売買の時間 短期売買 中長期売買
トレード・投資方法 デイトレード、スイングトレード 中長期投資
利益 キャピタルゲイン キャピタルゲイン、インカムゲイン
分析内容 チャートの形で判断 企業内容、企業財務、景気、
手法 順張り 逆張り
取引形態 信用取引、現物取引 現物取引
売買 信用買い、信用売り、現物買い 現物買い
長所 少ない資金でも利益を狙える。短期間で多くのチャート分析が可能。 配当・優待などインカムゲインが狙える。
短所 日々の相場、チャートチェックが必要 利益を得るにはある程度の投資資金が必要
投資目的 投機 投資
良くある話し チャートの左側(過去)ばかりしか見ようとせず、右側(未来に)に対応しようとしていない。投資家の意志を反映していないトレンドラインばかり引いている アナリストは弁舌で上場銘柄を推移称しても「いつ株が上がるか?」の質問には答えられない。投資家の意志を反映した分析を行っていないことが多い。

 

 

 

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