75日移動平均線の正しい理解と上向き銘柄の買い方【保存版】

 

75日移動平均線は理解しやすい、そして投資の世界ではとても需要な指標です。

 

テクニカルチャートの分析指標では、三大指標に入ります。

 

三大指標とは、日経平均株価チャートダウ理論、そしてこの75日移動平均線のことです。

 

※75日移動平均線は、『向き』『株価との位置関係』が重要な分析内容となりますので、まずはじめにこの2つの要素を覚えておいてください!


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移動平均線には75日のほかに5日・25日・200日等の移動平均線、また週足チャートからは13週移動平均線や26週移動平均線、39週移動平均線などが用いられます。

 

比較的に長く株を保有する長期投資の場合、ファンダメンタル指標のような世の中の景気、経済指標や企業内容から投資判断を行いますが、実は同時にこの移動平均線を指標としてチャートから分析している投資家も多く存在します。

 

デイトレードやスイングトレードのような主にテクニカルチャートからの分析を用いる短期売買、ファンダメンタル指標を用いる長期投資、ともに移動平均線を使い分析を行いますので非常に重要な指標と考えていいと思います。

 

本来の株価という考え

 

 

投資全体では75日移動平均線を【本来の株価】と位置付けしています。

 

この【本来の株価】の意味とは、投資家の売買心理が「人のうわさも75日」と言われるように約3か月~を節目に変わりやすいということからきています。

 

75日移動平均線の計算方式

 

 

午前9時に始まる株式市場が午後の3時になると終了します。この終了時についた値段を終値と呼び、本日の株価としてメディアを通し報道されます。

 

75日移動平均線とは過去75日(約3か月間)の終値を全て足し75で割った値段のことです。

 

計算方式過去75日分の終値の合計を75で割った数値で表しますので、

75日移動平均線値=過去75日間の終値の合計÷75になります。

 


基本計算方式日移動平均線値=過去日間の終値の合計÷日間


 

移動平均線の種類と設定期間

 

 

テクニカル分析では75日移動平均線を約3か月間と設定し、25日移動平均線を約1か月間、5日移動平均線を約1週間と考えてトレードを行います。

 

同時に週足チャート、月足チャートも考えますと、移動平均線の種類と各設定期間は↓下図のようになります。

 

短期 中期 長期 長期~
日足チャート 5日

(約1週間)

25日

(約1か月間)

75日

(約3か月間)

200日

(約1年間)

週足チャート 13週 26週 39週
月足チャート 6か月 12か月 24か月

 

 

スイングトレードの場合は短期での投資期間となり日足のチャートを中心に使いますので、5日・25日・75日の移動平均線を使います。特に、テクニカルチャートからは75日移動平均線を中心として分析します

 

(証券会社から無料で出ているチャートソフトにはほとんどがこの75日移動平均線がデフォルトでセッティング出来るようになっています。)

 

基本チャート:75MAと株価の関係

 

 

(移動平均線は英語で“moving average”になることから、頭文字を取って75日移動平均線を75MAと表記します。)

 

東証一部のように多くの売買高があり、また安定した株価の推移のときに下図のようなチャートになりやすいと言われています。

 

このチャートは基本の形になります。

 

 

 

 

更に基本である『グランビルの法則』について詳しい解説は『 グランビルの法則から見る“売買心理”と高値更新時での注意!』が参考になりますので、ぜひ読んでください!

75MAから上昇相場を定義

 


  • 現在の株価が75MAより上側に位置することで過去75日間の株価の平均値よりも上昇していると考えることが出来ます。
  • また、75MAとは過去75日間の終値の平均値ですから、向きが上向きであることで直近の約3か月間では株価が上昇中であると考えることも出来ます。

 

 

 

以上のことから、上向きの75MAに対して上側に株価が推移している場合に上昇相場と定義します。

 

※移動平均線の向き(上向き・横向き・下向き)により相場の方向性を見ることから、今現在「買いか?」「売りか?」の売買の指標として捉えます。

 

上昇相場:上向き75MAの上側の株価

75MAと株価の性質

 

 

↓日経平均株価の日足チャートです。

 

 

 

 

株価は上向きの75MAに対して上に膨らみやすく戻りやすい、下向きの75MAに対して下に膨らみやすく戻りやすい》ことが分かります。

 

株価は75MAを軸として上下に膨らみやすいことから、75MAが「本来の株価」と捉えられている理由です。

 

個別銘柄の株価と75MAとの関係

 

 

株価と75MAの習性がよく出ているきれいなチャートです。

 

 

 

 

 

 

 

75MAを使った売買の基本

 

 

この株価と75MAの習性を利用して実践での売買は

 

「株価が上向きの75MAを下から上に抜けたら買い、株価が上向きの75MAを上から下に割ったら決済(売り)する」になります。

 

75MAを使った売買はテクニカルチャートの基本となりますので必ず覚えてください。

 

25MAを使った売買の場合

 

 

ここで、「25MAを75MAのように売買で使うことが出来ないのか?」

 

という疑問が生じている方もおられるかと思います。確かに25MAに対する株価の動きは75MAの時と同じような動きをします。

 

但し、ちょっと25MAに対して株価の動きが細かく売買ポイントをとらえずらい傾向にあるためスイングトレードの場合は75MAを使った売買手法を推奨しています。

 

先ほどの日経平均株価日足チャートから

↓75MAを取り除き25MAだけをアップしますと

 

 

 

 

75MAを使った売買の場合

 

 

株価が上向きの75MAに対して下から上に抜けたら買います。

 

実際のトレードでは75MAに接した日足のローソク足(陽線・陰線どちらでも可)をリーチ足として、株価がそのリーチ足の高値を抜けたら買います。

 

 

 

 

例えば、ローソク足の高値が105円の場合、105円に対して1円高い呼値(よびね)は106円になりますので、次の日への注文方法は「106円以上になったら買う」になります。

 

 

 

75MAを使った売り方法

 

 

株を保持できたら次は決済(売り)を考えます。

 

今度は株価が75MAに対して上から下に割ったら売り決済をします。

 

そのため次の日に対して75MAの値に合わせて売り注文をします。

 

 

 

 

売り決済の場合は、75MAの値が125円なら125円に対して1円安い呼値は124円になりますので、次の日への売り注文は「124円以下になったら売る」になります。

 

(※株価と売買ポイントとの関係から注文は逆指値注文となります)

 

 

 

上向き75MAに対して株価が下から上に抜けたら買う方法もありますが、

 

はじめはリーチ足と75MAを使った株の売買に慣れてもらうことが何よりも大事なことです

 

75日移動平均線以外のロスカット(損切)方法の参考記事は

⇒ http://kabu-gensoku.com/text/text-losscut/

 

(ローソク足を使った株の基本売買は、ダウ理論という手法を用いています。ダウ理論はのちに学びますので、今はこの75MAを用いた基本の売買方法を覚えてください。)


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トレードの精度を上げるために

 

 

↓もう一度実際のチャートから見てみましょう

 

 

 

 

これはリコーのチャートになります。

 

テクニカルトレードでは特にきれいなチャート、または形の良いチャートを選択することでトレードの精度を上げていきます。

 

きれいなチャートとは、ローソク足のヒゲが上下に大きく伸びていないこと、形の良いチャートとは過去の株価の動きが75日移動平均線の性質に沿って動いていることが挙げられます

 

東証1部の上場銘柄だけで約1800銘柄前後はありますのでチャート選択は色々行えます。

 

探せば、きれいなチャートは多く見つかります!

 

75MAから見る利益のポイントを確認

 

 

 

 

 

 

※株は上向きの75MAを使った買い方が基本です。株には色々な売買手法がありますが、トレードするときには必ず75MAの向きをチェックしていくことがこれから先重要になります。

 

プロも使う75MAを使った簡単な未来予想図

 

 

今現在の75日移動平均線値から過去3か月間分を左真横に線を引き今後の相場観を「買い目線か?」か、それとも「売り目線か?」判断する方法です。

 

 

 

 

約3か月間真横に引いた赤のラインよりも上の位置に株価の動きが活発であれば「上値が重たいので投資家は売ってくるだろう、だから今後は売り目線で行こう

 

逆に赤のラインよりも下の位置に株価が活発であれば「上値が軽いので投資家はまだ売ってこないだろう、だから買い目線で行こう」と考える方法です。

 

短期間での売買で効果を狙うよりも少し気長に構えるような相場観になります。日経平均株価や個別銘柄のチャートで応用できます。

 

まとめ

 

 

なぜ、10日移動平均線や20日移動平均線など、日にちを自由に変えられることが出来るのに、この教材では5日、25日、75日移動平均線を分析に使うのか?

 

その答えは2つあります。

 

  • 1つは、投資の基本である【多くの投資家・トレーダーが意識や分析をする指標を積極的に使う】という理由に、この5日、25日、75日移動平均線が当てはまるからということ
  • もう1つがボリンジャーバンドやMACDなど他の指標との組み合わせの相性が抜群に良く効果的な分析が行えるからということになります

 

以上のことからトレーダーは短時間で多くの個別銘柄の分析が可能となっているのです。

 

特にMACDで有名なゴールデンクロス・デッドクロスは5日、25日、75日の3つの移動平均線のそれぞれの位置関係から確定します。

 

※移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスの関係を詳しく知る参考記事は

⇒ http://kabu-gensoku.com/text/text-macd/

 

※ボリンジャーバンドを詳しく知る参考記事は

⇒ http://kabu-gensoku.com/text/text-bb/

 

 

 

 


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