仕手株・急騰株でないスイングトレーダーが真に考える”初動”とは?

 

初動は、株式相場において2つの認識があります。

 

1つは「出来高や大きな陽線などの要素を含んだ株価急騰や仕手株などを指すような初動」の場合と、

 

もう1つが「相場を大きな視点から見たときに中長期間に渡り株価が大きく上昇するときの最初の小さな上昇を初動」と捉える場合です。

 

今回の内容はスイングトレード向けの内容になるために後者の小さな上昇の場合についての初動を説明していきたいと思います。

 

初動とはその言葉の通り“初めての動き“になりますので当然次に続く “2回目の動き”もあるということになります。

 

初動を学ぶことで更に次に続く株価の動きまで連動して考えられるようになるとトレードを大きな視点で捉えることが出来ると思います。

 

初動について

 

初動の性質、また初動を使った株の買い方を解説していきます。


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グランビルの法則から考える

 

グランビルの法則

 

株価が中長期間において大きく上昇する場合のチャートの形を見ますと、株価が最終的に上昇するまでの動きは斜め一直線に上昇することはなく大概は3回~4回の山(または波)を作りながら上昇していきます。

 

株価は上昇する場合、その過程において上昇したり下降したりを何度か繰り返しながら最終的に上昇していくということは読者のみなさんも理解していると思います。

 

このように株価が3回~4回の山(または波)を作りながら上昇していく動きは「グランビルの法則」という形で表すことが出来ます。
グランビルの法則ではグランビルの2回目が1番大きく上昇する山になります。

 

そして2回目に入るつなぎ役になるのがグランビルの1回目である初動ということになります。

 

トレードで利益を上げるためにグランビルの2回目を狙って行くときは、株価が2回目に入るなるべく早いうちに買いのポジションを取っていくことが重要なポイントになりますので、グランビルの法則の1回目の山である初動を見極めることはとても大事なことになります。

 

 

75日移動平均線との組み合わせ

 

 

75日移動平均線とグランビルの法則

 

グランビルの法則は大きな視点で相場を考えることが出来る指標ですが、グランビルの法則だけを使って売買を考えた場合、

 

「どこで株を買えば良いのか?」または、「売ればいいのか?」等の実際の売買のサインを見極めることは難しいです。

 

そこでグランビルの法則との相性が良い75日移動平均線を使った組み合わせから考えていくことで初動での売買のサインを探すことが出来ます

 

 

初動での注意(高値をつかまされないためにも)

 

 

日経平均株価チャートから

 

 

初動は、中長期間下降していた株価が投資家から興味を持たれ買われることで最初に上昇する動きです。

 

しかし、初動の動きは基本的に“弱い”と考えていきます。

 

なぜなら初動の動きは上昇してもその先大きく上昇することは少なく下降が早いうちにやってくる場合が多いからです。

 

「なぜでしょうか…?」

 

実際に大きく下降してきた銘柄に対して機関投資家などが株を買っていき株価を吊上げることで一般の投資家に銘柄に対する興味を持たせ買いを促進させますが、

 

最後は高値を掴ませたところで一気に空売りを仕掛けるため株価は下降することから初動は弱い動きになりやすいのです。

 

初動に関して全てに言えることではありませんが、これは機関投資家が一般の投資家(素人の投資家を含め)をカモにするためによく行なわれる空売りパターンです。

 

気を付けましょう!」

 

中長期間株価が大きく下降した銘柄が一度上昇すれば当然のように一般の投資家も興味を引き「株価がもっと上がる前から買っておこう!」と考えるのは仕方のないことですが、

 

初動時によく起こるパターンを理解しておくことで高値をつかまされることは避けやすくなります

 

初動は基本的に弱い上昇」と覚えておいて良いかと思います。

 

初動が何度か続く場合

 

 

また、初動が何度か続く場合は、株価を動かすほどの潤沢な資金のある外国人や機関投資家などが最終的に銘柄を

 

「買い相場の方向にするか?」それとも「売り相場の方向にするか?」と迷っているときがあります。

 

この場合、買い相場の方へと決断されるとグランビルの法則の2回目へと入っていくことになると言えます。

 

但し、何度も繰り返される初動から株価が大きく動かない場合は、投資家の間ではまだまだ銘柄に対する不透明感が生じていると考えられるのです。

 

 

初動での買いと売りのサイン

 

 

75日移動平均線を使った初動での買いのサイン

 

 

初動を使って株を買うサインとしては“株価が75日移動平均線を下から上に抜けたとき“になります。

 

初動は弱いですから利益が生じた時点で早めの売り決済を考えます

 

決済売りのサインとしては”株価がトレンドラインを上から下へと割ってきたとき”、

 

または”ローソク足のダウ理論の下降が成立したとき”が良いでしょう。

 

初動時においての75日移動平均線の向きがまだ上向きでない場合が多いためロスカット値を”株価が75日移動平均線を上から下に割ったとき”に設定するのは遅すぎます。

 

グランビルの法則についての詳しい解説、また25日移動平均線や75日移動平均線を使った買い方についてはグランビルの法則から見る“売買心理”と高値更新時での注意!をぜひ参考にしていただきたいと思います。

 

グランビルの法則2回目へのサイン

 

 

パーテーションブレイクからグランビルの法則2回目を考える

 

 

グランビルの法則では2回目の山が1番大きな上昇をしやすく狙って行きたいところですが、同時に買うタイミングも難しい所でもあります。

 

初動の性質を理解してこのグランビルの2回目に対して株を買って行く場合、買いの1つのサインとして“初動が4回以上起きたら買いのサインである”ことが考えられます。

 

理由は初動が何度か繰り返されるとき初動の山のあたりの値段で抵抗線であるパーテーションが出来ている場合があり、

 

その抵抗線が最終的に上に破られるとき(支持抵抗線の逆転と言います)の要因として株価がその抵抗線に対して過去に4回以上当たってきた場合と考えられるからです。

 

この点については『パーテーション理論』支持・抵抗線とブレークでのトレード手法を参考にしてください。

 

まとめ

 

 

株価急騰や仕手株などを指すような初動を狙ったトレードは基本的にデイトレードが優位になりますし場中を見られない場合はビハインドになります。

 

ですから、サラリーマンやOLの方ですとデイトレードをするにはとても環境的に難しいので数日間の持ち越しトレードであるスイングトレードから今回のグランビルの法則の初動を理解してトレードに活かした方が効果的になりますし、学んだ分析方法から効果が出やすいと思います。

 

 

 

 


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