株の初心者やることリスト【株の学校で学ぶべきか?】

 

今回は、気になる「株の学校」についてです。

 

株式投資をはじめてみたいけど「株の学校に行った方が良いのか?」それとも、お金がもったいない、またお金がないので「独学で学んで行こうか?」等、現在悩んでいる”投資家予備軍”の方もいるのではないかと思います。

 

今現在だけで数多くの株の学校が運営されていますが、教える投資方法も様々な内容になってきています。

 

しかし、多くの株の初心者は、株式投資自体について、まだわからないことが多いはずなのに、ましてや「株の学校とはどのようなものなのか?」、また「学校とはいったいどのような内容で授業をするのか?」とまでは、考えられないと思います。

 

そこで、”全くの株の素人”の状態から、いきなり100万円以上かけて株の学校に通った経験のあるトレーダーの私があくまでも中立の立場から「株の学校」について話していきたいと思います。

 

(最後の項目には【株の学校一覧表】があります)

 


スポンサーリンク


スポンサーリンク


 

株式投資をやってみたいけれど「やり方が分からない」、「株は怖い」と思っている、また「もう既に株を始めてはいるが…」等、様々な立場や株式投資に対する考えがあるかと思います。

 

特にまだ株式投資を始めていない方にとっては、何から手を付けたら良いのか見当がつかない場合の方が多いことでしょう。

 

さて、私のことを話しますと、株を始めるきっかけが何の根拠もなく「ただ株をやってみたい!」との単純かつ、突然の思いからでした。

 

それまで、株をやったことすらなく、知識も全くない状態からのスタートでした。

 

最初の1ヵ月間は本を買って調べたり、回りの人に聞いたりしましたが、独学だと限界があると感じ、また手っ取り早く学びたいとの思いから、最終的に株のトレードを教えてくれる学校に入りました。

 

まずは、1日無料体験セミナーに参加した後に入校を決めましたが、私の入った学校は最初の学費が6ヶ月間で確か25万円位だったと思います。

 

入校後、そこで初めてチャートを使った売買から利益を狙うテクニカルトレードというものを学ぶことになり、私もめでたく投資家デビュー(!?)をすることになりました。もう8年前の話になります。

 

私が株を始めた頃は”インターネット上に公開されている株の情報”はというと、証券会社からの情報や株式投資を教える学校のホームページ位まではありましたが、情報の量で考えますとまだまだ当時は少なかったと思います。

 

しかし、今では、株のはじめ方だけではなく高度なテクニックやノウハウまでもがインターネット上に公開されています。

 

ですから、昔と違って今は株式投資のノウハウまでを無料で学べる時代になってきたということです。

 

少なくとも、いい時代になってきたということが言えますでしょう。どんどんネット上から学んで行って良いと思います。

 

但し、ですが…、株式投資というものは独学で学んで行くにはとても難しいことも確かなことです。

 

例えば、株式投資を勉強して、ある程度知識を積んだとしても、「さあ、これから株を買うぞ!」という段階に入ると突然不安となり(株を)買えなかったりするものなのです。

 

もう既に、少しでも株を買ってはじめている投資家であれば独学でも学んでいける場合がありますが、

 

何も知らない状態から始めると、例え時間をかけて本やネット上から学ぼうとしても、とても大きなハードルを飛び越えなくてはならない感覚になります。

 

なぜなら株式投資の学びというのは”つかみどこのない”難しいものでもあるからです

 

株の学校とその授業料?

 

 

株の学校は、四季報などを使った中長期型投資について教えている学校もありますが、現在の多くの学校がチャートを使ったテクニカルトレードを主体とした内容を教えているようです。

 

規制緩和による、ここ10年間位で、株の売買が電話や対面販売からネット証券に移ることで、安価な手数料で売買できるようになったこと、またPCの普及が、チャートを使うテクニカルトレーダーが増えた理由です。

 

テクニカルトレードを教えるほとんどの学校が、サラリーマン向けに75日移動平均線という指標を中心にボリンジャーバンドやMACDなどの有名な指標を組み合わせた『スイングトレード』という投資方法を教えています。

 

この組み合わせの手法を主に教える学校が多い理由に、初心者でも比較的学びやすいこと、また講師自身もその組み合わせからのトレードを実際にしていることが挙げられます。

 

テクニカルトレードの代表的な手法は、『デイトレード』、そして『スイングトレード』です。

 

『デイトレード』は専業のプロトレーダーのことですが、『スイングトレード』は”株の持ち越しトレード”と言って専業のプロもいますが、サラリーマンなどのセミプロも多く存在します。

 

参考記事はこちら⇒ サラリーマンが株の副業から稼ぎ出す“スイングトレード”とは?】

 

テクニカルトレードを教える学校の中では、10年以上運営せれているところもあります。

 

そのような学校は、長く運営しているために授業以外にも投資コンテンツの無料動画などが豊富にある場合があります。

 

蛇足になりますが、以前に私が聞いた話によりますと、株の学校はそう簡単に作れるようなものではないようです。

 

なぜなら「金融庁の許可がなかなか下りない」ということで、運営するまではなかなか大変なようです。(現在は分かりません)

 


 

さて、肝心な授業料ですが、株を教えてくれる学校の授業料は基本的に高額です。

 

学校によりそれぞれ教える内容や授業料が異なりますが、大概は6ヶ月間で20万円~30万円前後位からはじまり、上級コースに進むと更に50万円以上の授業料のかかる場合が多いです。(私が昔に聞いた話では、四季報を教えるだけで100万円以上の授業料のかかる学校もあったようです。)

 

一般の社会人などからしたら大変な金額です。

 

ですから、学校で学ぶにはその前に経済的なことをしっかり熟慮しなければならないことはあえて私が述べるまでもないでしょう。

 

トレードの基本である75日移動平均線についてはこちら(⇒ http://kabu-gensoku.com/text/text-75ma/

 

学ぶ時間を短縮出来るのが学校

 

 

学校は生徒からお金をもらって株について教える訳ですから、当然生徒にとってもそれ相応のメリットがなければ意味がありません。

 

例えばテクニカルトレードを教える学校の場合で考えると、生徒が、はじめは全く株について知らなくても、チャートを分析して自らトレードの判断が出来るようになるまでは教えてくれます。

 

また、学校では同じような環境の仲間が出来たり、わからないことを講師に直に質問出来たり、何よりも株式投資の背景を知ることでトレード環境を整いやすくなることが学校で学ぶメリットと言えます。

 

しかし、意外と気づかないメリットが実はあります。それは学校に行くことで「学ぶ時間を短縮できる」ということです。

 

これは普段あまり自分の時間が取れない会社員などの視点から考えることが出来ます。

 

例えば、トレーダーとしてセミプロ位のレベルになるまでには、その前提として、分析方法以外にも、株式業界の流れ、証券口座開設からネットでの注文方法、トレードルール、資金管理やメンタルについてまでを学ばなくては実際の売買は続けられません。

 

これらを独学で学ぼうとした場合だと、本やネットから学ぼうとするでしょう。

 

しかし、株式や証券業界には多くの証券用語や投資手法などの情報が溢れていますので、すべて勉強しようとしていたらどんなに時間があっても足りません。

 

会社員など普段仕事をしていれば、物理的・時間的な面でも実際は勉強する時間は限られてしまいます。

 

また、情報量の多い株式投資を勉強をするにあたって、その中には「覚えること」と、「覚える必要のないこと」があるのですが、株を学びはじめの頃はその判別ができなく辛いところでもあります。

 

ですから、頑張り屋ほど、どうしても、将来必ず役に立つだろうと思い、なるべく多くの情報や内容に目を通そうと無駄な時間を過ごしてしまう可能性も出てしまうのです。

 

この点、学校はこれら最低限の覚えるべき知識である証券用語やネットからの株の買い方、使うトレード手法を的に絞った内容で教えてくれます。(覚える必要のないことも実は教えてくれていることになります。)

 

すなわち、独学では多くの時間を費やすことになっていたであろう内容から「覚える必要のないこと」を取り除き、そして「覚えるべき内容」を絞って教えてくれるのが学校ということになります。

 

これが学校で「学ぶ時間を短縮できる」メリットです。

 

独学では多くの時間を費やして学んだ内容が、学校では少なくとも半分以下の時間で学ぶことが出来ることは確かなことです。

 

これを授業料として「高いか?」、それとも「安いか?」の判断は個人によります。

 

これから株式投資をはじめる方の中には、普段は仕事をしている社会人の方が多いと思いますが、独学で学ぶ場合は、仕事をしながら開いている時間をコツコツと株式投資の勉強の時間に充てるか、

 

それとも、学校に行くためにその分働いてお金をため入学の資金に充てるか、これも個人の判断によるところでしょう。

 

学校とは、学ぶ時間をお金で換算したときにペイできるかが1つの争点になる訳です。

 

メンターの存在

 

私事になりますが、私は学校に入ったことでトレーダーとしてのメンターに出会えたことが大きな資産となりました。

 

メンターとは、指導者、助言者のことですが、学校に行き授業内容以上の学びが得られるのもこのメンターの存在です。

 

私にとっては、トレーダーとしてあこがれに近い存在でもありました。(ちなみに、私が入った学校では4人の講師がいましたが、そのうちの講師の1人が私のメンターです。)

 

もし学校に入らず、独学で勉強をしていたら、このようにメンターには出会うことが出来なかったことになります。その点は、学校に入ってよかったと本当に思っています。

 

但し、自分にとってのメンターを作るため、またメンターに出会うために学校に入校することが目的となってはいけません。この辺はきちんと個人で線引きをしておくことが前提としてあります。

 

依存心だけで学校に入ることには意味がありません。学校に入った以上は自ら進んで学ばなくては多くを学べないことも確かなことです。

 


 

メンターとメンティーの関係をよく表した格言に「メンターとは作るものではなく引き寄せるもの」というものがあります。

 

もし、この格言の意味を深く知りたいときはこちらの記事がたいへん参考になります。⇒ 【保存版】メンターとは何か? メンターの意味から探し方、役割まで解説!(このブログの運営者は私のビジネス・心理学のメンターです)

 


スポンサーリンク


スポンサーリンク


株の学校に通うことで勝てるトレーダーになれるのか?
 

 

この質問内容が、実は読者が1番知りたいところだと思いますが、これはちょっと難しくほとんどあいまいな表現結果になることを予めご了承ください。

 

株式投資の世界で実際に勝てるトレーダーの割合は約1割だと言われています。

 

ですが、この1割という数字は素人からプロまでのトレーダー全体に対しての割合になりますので、単純に考えた場合、実際に学校に通った生徒のなかから結果的にプロトレーダーになれた確率が全体の1割以上であれば最低限学校で学ぶ意味があると考えることが出来ます。

 

私の周りでもプロトレーダーは、ほとんどが何かしら学校などに通い指導を受けていることは事実ですが、学校で学んだ生徒の中で何割の生徒がその後、プロやセミプロになったかについてまでは、はっきりとしたデータは調べられないのでわかりません。

 

トレーダーの中には起業した後に失敗し、その後プロになったトレーダー(むらやんこと村上直樹さん、最近では与沢翼さん)もいますし、逆にトレーダーを挫折してその後起業した元トレーダーも存在します。

 

また、現役トレーダーをやりながら学校を運営したり講師をしているトレーダーも数多くいます。

 

(※株式投資から得た利益の課税率は20%ですので、法人税などと較べると安めに抑えられています。)

学校の無料体験セミナー

 

 

多くの株の学校には入校する前に対面形式の1日体験型セミナーが用意されています。

 

セミナー代は無料、もしくは3000円~5000円位に設定されているようです。

 

もし、株の学校に行くか迷っているようなら入校前にまずはこのような対面型セミナーを受けるべきだと思います。

 

学校によってはWebセミナーを開催している場合もありますが、「学校で学ぶか?」について本気で考え迷っているなら対面型セミナーへの参加を勧めます。

 

理由は、対面型セミナーを受けた方が質問等から学校の内容をよく知ることが出来るからです。

 

参加者の中には、株式投資をやってみたいが入校するかどうかを迷っている人が割合的には多いと思いますが、中にはもう既に学校への入校を決めた上でセミナーに参加している人もいたりします。(けっこう女性の参加者も多いです)

 

このようなセミナーに参加する機会があった場合、やっておいた方が良い事として、セミナーの当日は講師やスタッフになるべく多く質問することです。

 

「学べるトレードの手法内容について」、「授業の日程・サポート期間について」、また「授業料についてローンはあるのか?」等、明確な回答を得るためにも事前に質問内容を調べて用意しておくことが重要です。

 

「卒業した生徒さんの実績?」や、「返金制度は設けているのか?」については聞きずらい場合もあると思いますので、セミナー当日の休憩時間やセミナー後に個人的にまとめて質問をすると良いでしょう。

 

以上のことから質問するためにもできるだけ対面型セミナーに参加しましょう。

 


 

最後に伝えておかなければならないこととして、セミナーというものは、基本的に学校が生徒に入校してもらうために行うものですから、ほとんどがセミナーの終盤あたりになりますと学校の入校案内についての内容となります。(もちろん、入校は強制ではありません。)

 

基本的には、このような体験セミナーというのは大概は雰囲気的には良い感じで、参加者によってはその内容を楽しめたりもするものです。

 

しかし、その後入校ともなれば、高い金額ですので、自分の意思をはっきり持って決断しなくてはなりません。

 

セミナー終了後、自分が学校に合わないと思えば、セミナー会場から潔く退室することです。また、入校に関して迷うようであれば、即決せずに帰宅後に、もう1度冷静になって考えることもできます。

 

最後は、自分の意思になります。

 

株の学校の一覧

ネット上に公開してある株の学校の一覧ですので、あくまでも参考資料となります。

 

五十音順

 


スポンサーリンク


スポンサーリンク


 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください