【図解】日経平均予想6月24日~空売りの『ダマシ』に遭わないためにあなたは何を見る?

 

先週の日経平均株価はチャート分析をしますと

25日移動平均線が下向き、株価は75日移動平均線の下で推移していることから『売り目線』でしたが、

同時に日経平均が連動しているNYダウ平均株価の動向をよく見ることも注意事項としてお話ししました。

 

結果は、NYダウ平均株価の上昇相場により日経平均も連動され上昇相場へとなっています。

 


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2019/06/14の日経平均株価↓

 

さっそく、先週の分析内容のおさらいを兼ねてお話ししますと、

先週末の日経平均予想において、チャート上で見ると

日経平均株価は、横向きの75日移動平均線より下側で推移しており、また25日移動平均線は下向きなので
日経平均株価分析は『売り目線』ということでした。

但し、日経平均は先行指標であるNYダウ平均に連動しているため
そのNYダウ平均チャートをよく見ることの必要性も伝えました。

 

先行指標:NYダウ平均株価チャート

 

現在のNYダウ平均チャートを見てみましょう。

 

現在のNYダウ平均株価↓

 

NYダウ平均は上昇相場となっています。

 

現在の日経平均株価

 

そして、現在の日経平均株価を見てみますと。

 

現在の日経平均株価↓

 

 

結局、日経平均は上昇したNYダウ平均に連動する形となり

『売り目線』から一転、上昇相場となりました。

 

トレードに関しては、06/18に25日移動平均線割れで空売りを仕掛けたが、
その後NYダウ平均株価が上昇したことで翌日の日経平均株価も上昇。

よって空売りの『ダマシ』に遭ってしまったトレーダーも多かったかと思います。

 

ですが、チャートの形から考えれば空売りを仕掛けることは間違った選択ではないとおもいます

 

結果的には、厳しいですが、NYダウ平均の動きを確認してから
日経平均、及び個別銘柄を仕掛けることが優先されるべきだったという結論となります。

 

現在のNYダウ平均株価↓

 

NYダウ平均チャートは株価のすぐ上にボリンジャーバンド+2σが控えており

トレードの基本としては売り決済、もしくは買いの仕掛けは無用でしたが、

急な上昇にともないNYダウは+2σを上へ押し広げるようにして大きく上昇していきました。

 

このボリンジャーバンドの売買サインが機能しない『崩れたチャートの形』については前回の記事を参考にしてください。

⇒ http://kabu-gensoku.com/nikkei-chart/20190617/

日経平均株価予想

 

現在の日経平均株価↓

 

 

再度、現在の日経平均チャートを見ますと、

75日移動平均線の壁は厚かったのか、またそのすぐ上にボリンジャーバンド+2σが控えていたせいか、

株価は75日移動平均線にぶつかって陰線を作っています。

 

この75日移動平均線を株価が上抜けしてくると

現在のNYダウ平均チャートで示したような『ボリンジャーバンドが崩れた形』から
株価がボリンジャーバンドを押し広げていくような形から上昇相場へと向かう可能性もありました。

 


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しかし、結果、日経平均株価は75日移動平均線を上抜け出来ず、今は空売りに適したチャートの形となっています。

 

空売りへの不安要素とは?

 

但し、『空売りに適したチャートの形』とは言いましても
簡単に空売りを仕掛けるには今回に関してはメンタル的にちょっと難しくもあります。

 

なぜなら、日経平均株価が連動しているNYダウ平均株価がまだ上昇相場中だからです。

 

前述しました、06/18に日経平均株価が25日移動平均線を割れたことから空売りを仕掛けたが

その後、NYダウ平均の上昇により日経平均株価が連動し翌日の06/19に上昇してしまったことで

空売りの『ダマシ』のような相場が再度繰り返されるのではないかという思いはトレーダーなら誰しも考えてしまうと思うからです。

 

今週もNYダウが上昇相場になれば『売り目線』といえども
日経平均株価も引きずられ連動する可能性を加味しなければならないということなのです。

 

したがって、今のところは、NYダウ平均株価の動向は必ずチェックする必要があります

 

参考:NYダウ平均チャート
⇒ https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=$INDU&p=D&yr=0&mn=6&dy=0&id=p54151393207

 

一目均衡表

 

日経平均の一目均衡表を見てみましょう。

 

 

株価は下雲(青雲)にぶつかり跳ね返った感じです。

 

前にも言いましたが、

一目均衡表を覆うジグザグとしたラインである先行スパン1と2は、ともにパーテーションの役割がありますから、

今回の株価の雲に対する跳ね返りはそのためと言えるでしょう。

 

現在、一目均衡表の三役逆転は崩れていますが、
株価は雲より下で推移している以上は、まだこちらも『売り目線』と考えていいと思います。

 

ですから、日経平均株価が今後上昇相場へと向かって行くには雲を上抜けして来ることが条件ともとれます。

 

変化日(ねじれは)は通過していますが、株価はまだ雲の薄いところ辺りで通過中ですから株価が上へ抜けてきやすい状況でもあります。

 

 

さて、一目均衡表は一般のチャート画面と違い難しく感じるかもしれませんが、一度覚えてしまえば見方は簡単です。

 

まずは、『三役好転・三役逆転』だけでも理解してしましましょう。

 

株価を動かすほど資金豊富な外国人投資家にこの一目均衡表は好んで使われていることも興味深いと思います。

 

一目均衡表については、ここに詳しくまとめていますからぜひ参考としてください。

 

参考:一目均衡表の見方・使い方【基礎と応用】最強の買いパターンとは?
⇒ http://kabu-gensoku.com/text/ichimokukinkouhyou-basic/

三尊天井観えますか?

NYダウ平均チャートの三尊天井↓

 

 

 

気づいているトレーダーもいるかとは思いますが、

NYダウ平均チャートをよく見てみますと、きれいな三尊天井が見えてきています。

 

NYダウ平均株価にまだ上昇相場が続き高値を更新してきますと、三尊天井を意識した分析が必要となります。

 

日経平均株価がNYダウ平均株価に連動し続ける場合はこの三尊天井の見方・考え方については次回以降に話していきたいと思います。

 


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