【ドテン買い】とは?内容と売買方法・注意点までを詳しく解説!

 

世間では「昨日の敵は今日の友」と言われるように、トレードの世界でも「昨日の買いは今日の売り」のような相場がよく起こります。

 

ドテン売買とは、両極端である売買サインの転換を利用したトレード手法のことです。

 

ドテンを理解しうまく使いこなすための注意点として、必ず最初のポジションに対して「損切」を行った上でドテンを行うこと、

 

そしてもう一つが「最初の損失を埋め合わせるためのトレードではない」ということを理解してトレードすることです。

 

もちろんしっかりとチャートを見ることも大切なことです。

 

今回の記事の内容では、このあたりの要素を含めまして、実践でのドテンの売買を行うことが出来るように実際のチャート図を使って内容と売買方法・注意点までを詳しく解説していきたいと思います。

 


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ドテン買い」または「ドテン売り」とは当初仕掛けた方向とは逆方向に株価が動いたとき「損切」をした上で仕掛け直し利益を狙う売買法方法です。

 

例えば、ある銘柄が分析から売りのサインを出しているので空売りポジションを取ったが、予想に反して株価が逆方向(上昇)へと動いてしまった場合に予め設定してあるポイントで「損切」を行った上で買いを仕掛けることを言います。(逆の売り方も同じことが言えます)。

 

気を付けなければいけないことはドテンを行う前には最初のポジションに必ず「損切」を必ず行うこと、

 

また最初に仕掛けたときに売買のサインを確認したように逆方向へと仕掛ける際にも同じように「売買のサインが出ていることを確認した上で仕掛ける」ということです。

 

株価の動きが持ち合い以外は「上昇か、あるいは下降」しかないことを理由にやみくもに株価の逆方向への動きに便乗して仕掛けてはいけないということです。

 

分かりやすいように「ドテン買い」と「ドテン売り」をそれぞれ説明しますと、

 

  • ドテン買い⇒空売りを行うが、株価は上昇してしまい損切をしたあとに指標から買いのサインが出ているのを確認して買いポジションを取り再度利益を狙う方法。
  • ドテン売り⇒買いを行うが、株価は下降してしまい損切をしたあとに指標から売りのサインが出ているのを確認して空売りポジションを取り再度利益を狙う方法。

 

実践の「ドテン買い」を解説《6508》明電舎

 

 

「ドテン買い」を解説《6508》明電舎

 

実際に、私がドテン買いをした<《6508》明電舎>を例に日足チャートから解説していきます。

 

中長期のチャートから見たときにチャートレベルでのダウ理論が下降中であり、ローソク足の動きも直近では下向きの25日移動平均線(以下、25MAと省略)を意識した動きとなっていることから02/27に空売りを仕掛けました。

 

仕掛けの理由は75日移動平均線(以下、75MAと省略)が上向いてはいましたが、株価がこの75MAを上から下へ割ってきたことで「主要移動平均線である75MAと25MAの同時2本割れということから、今後株価は下降していくのではないか」と判断したことがその理由です。

 

相場の引けで空売りを仕掛けたので、ちょうど終値でポジションを取りました。

 

まずここで損切(ロスカット)ポイントですが、その日のローソク足の高値に置きましたので、損切注文の内容は「株価がその日の高値を上に超えたら」に設定しました。

 

損切後にドテン買い

 

 

そして翌日02/28…、残念ながら株価はギャップアップからスタートし寄付きで早くも損切注文がヒットしてしまいましたので、「損失と同時にポジションなし」の状態になりました。

 

しかしこの日(02/28)に、ここでもう一度チャートを見直すと、株価は上向きの75MAに対して買いのサインを出していました。

 

昨日とは逆に今度は主要移動平均線の2本抜けです。これは強い買いのサインでもあります。

 

以上の理由から、ここで買いポジションを取ることにしました。

 

これがドテン買いと呼ばれる売買手法です。

 

このようにドテンの売買は記事の冒頭でも話しましたように「両極端な売買サインの転換を利用した手法」になります。

 

その後、株価は順調に上昇していき利益を出すことが出来ました。

 

【75日移動平均線】を使った買い方の詳しい解説はこちら(⇒ http://kabu-gensoku.com/text/text-75ma/

【ダウ理論チャートレベル】について詳しい解説はこちら(⇒ http://kabu-gensoku.com/text/dowtheory-basic/

ドテン売買における2つの注意点

 

 

ドテン売買を行うには2つの注意点があります。それらを解説していきます。

 

損切注文を行う

 

 

ドテンを行う前の注意点の1つが、必ず最初のポジションを「損切」することです。

 

仮に損切を行わずにドテンをした場合には「空売り」と「買いの」両建てとなってしまいますので、それでは意味がありません。

 

しかし、それ以前にポジションに対する損切はトレードでは必須となります。

 

ドテンをするためには売買のサインが指標から出ていることが前提となりますが、それは同時に最初のポジションに対する損切のサインも含まれているはずです。

 

ドテンの方向に売買のサインを確認する

 

 

2つ目の注意点になります。売買のサインを確認してポジションを取った後に意に反して株価が逆方向へと動いてしまった場合、”損失を埋め合わせたい”という気持ちもあり逆方向へと仕掛けたくなる訳ですが、

 

このとき必ず注意して仕掛けなければならないことが「ドテン売買のサインが出ているのか確認すること」です。

 

ルールを守れるトレーダーなら忠告をするまでもありませんが、特に仕掛けた方向とは逆方向に株価が動いてしまった場合、気持ち的に損失を埋め合わせたいばかりに全く指標からサインを確認することなしに仕掛けてしまってはいけません。

 

これはドテンのルールに沿った売買ではありません。もちろんお気持ちは理解できます。

 

なぜなら予想に反して株価が逆方向に行く場合に限ってそのときばかりは“実際の動き以上に株価に勢いがあるように感じてしまう!?”訳ですから。

 

思わず何にも売買サインを確認することなしに仕掛けてしまうなど実は私自身が過去にさんざん行ってきた愚行でもあります。

 

ドテンは損失を埋め合わせるためのトレードではない

 

 

通常株価は持ち合い以外には「上昇、または下降」のどちらかになります。

 

当たり前のことなのですが、しかしこの「上昇、または下降」というどちらか一方である株価の動きが相場において多くのトレーダーを悩ませる要因でもあります。

 

特にドテンの売買は短期間での極端なトレンド転換による売買手法となることから、トレーダーは株価の売買に対して「一度トレードに失敗し損失がある」というネガティブな感情の面からドテンを行うため本来のトレードルールを見失いがちになりますので、しっかりとドテン売買の本質を理解したいところでもあります。

 

感情的なトレードを行わないためにも

 

 

優れたトレーダーとは1つ1つのトレードを切り離して考えられるトレーダーのことです。

 

例えトレードに勝っても決しておごらず、また負けても感情的にはならず負けを引きずりません。

 

もし、ポジションを取った方向に株価が動かず逆方向へと動いてしまった場合でも、それは1つのトレードとしての区切りをつけ引きずらないことです。

 

また、その後ドテン売買をするにせよ、そのときは全くの白紙の状態からトレードを行うことがトレードメンタルの基本です。

 

私も口で言うのは簡単だと思いますが、少なくとも負けた分(損失)を取り返そうという気持ちからドテンの売買した場合にはそのあとの決済時においてトレードにおける心のブレを誘導させることがあるかも知れません。

 

投資の世界では全くの「感情を無視した売買ほど素晴らしく、また同時に難しいものはない」と言われています。

 

ドテン売買時に起こりやすいネガティブな感情を予め知っているだけでトレードのアドバンテージがあると思って良いかと思います。

 

まとめ

 

 

ドテン売買には

 

  • 必ずはじめに仕掛けた方のポジションに損切を行った上でドテン売買をする
  • ドテン売買をする際には「初めの損失分を取り返そうとする感情」を入れてはいけない。なぜならトレードは全て独立していてドテン自体も独立したトレードとして白紙の状態から感情を入れずに行わなければならない。

 

最後に、

 

ドテンの経験のあるトレーダーならお分かりかと思いますが、ドテンをするときは意外と”緊張”するものです。

 

なぜなら、最初の仕掛けでの損失から再度逆方向へとドテンを仕掛けた場合、「もしまた失敗をして損失を出したら」という思いが生じてしまうからだと思います。

 

そのためにも2つの注意点を守ることでトレードに対するストレスを少しでも軽減させた上でドテンを行いましょう!

 

 

 

 


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