日経平均株価は『予想外な上昇』をしているといった感じではないでしょうか?
今後、さらに上昇するには2つの売買ポイント(壁)となる壁が存在します。
この『2つの壁』を乗り切れるかどうかで相場も変わってくることが考えられます。
MACDのヒストグラムを見よ!
日経平均は上昇しています。
先月末に大きく下落しましたので、空売りを仕掛けているトレーダーも多かったと思います。
ただし、(買戻し)利益確定のタイミングの方はちょっと難しかったと思います。
基本的なことを言えば利益確定ポイントは6/3~6/4です。
なぜなら日経平均が6/3~6/4に、幅が広めなボリンジャーバンド(BB)-2σに到着しているからです。
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しかし、下降相場において株価というものはボリンジャーバンド-2σを下へ下へと押し広げながら下落する場合がよくあります。
例えば同じ日経平均の過去の例を参考にしますと↓
日経平均株価がボリンジャーバンド-2σに到着後にズルズルとボリンジャーバンドを下へと押し広げながら下降しているのが分かります。
こうなると空売りを仕掛けている場合は、そう簡単には-2σ付近での利益確定できませんよね。
したがって、例え株価がボリンジャーバンド-2σに到着したからといっても気持ち的になかなか利益確定が出来なくなるものです。
また、現に、6/3~6/4のMACDのヒストグラムを見ますと若干ですがそれでもまだ下へと伸びているのが分かります。
もし、ヒストグラムの伸びの方向が反転して上へと伸びていれば、
ローソク足は持ち合い、株価は-2σに到着と相まって利益確定と考えるのが妥当な考え方と言えますでしょう。
MACDのヒストグラムはローソク足どうしが持ち合ったときにその効果を発揮するものです。
説明が細かく難しいと感じられるかもしれませんが、ローソク足どうしが持ち合った場合は『MACDのヒストグラムを見よ!』ということです。
参考
トレンド転換
日経平均がボリンジャーバンド-2σに到着後、反発続伸していますが下降トレンドを抜けトレンド転換してきたことが分かります。
これは多くのトレーダーも見ているポイントだとは思います。
また今週の日経平均がこれからまだ上昇していく場合は21000円のパーテーションと下向き25日移動平均線にぶつかってきますので
この2つの壁を『日経平均が抜けて来るか、または反転してくるか』よくチャートを見ていてください。
価格帯別売買高を見ますと、20000円弱~21000円弱で売買高があり投資家が多く売買高していますので株価がこのあたりにきたときに(ここで過去に売買して保持している)投資家がどう判断するかも大きなポイントとなりそうです。
一目均衡表
一目均衡表は三役逆転中ですから下降相場中です。上雲を抜けるにはまだまだ遠いですね。一目均衡表も必ずチェックしましょう!
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NYダウ平均とドル円為替相場
NYダウ平均は25250円~25500円辺りのパーテーション、下向き25日移動平均線を上抜けして75日移動平均線も完全に抜けそうな勢いです。
これはちょっと力があります。
日経平均はNYダウ平均に連動しやすいですから引き続きNYダウ平均チャーも見ていきましょう。
NYダウ平均チャート⇒
https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=$INDU&p=D&yr=0&mn=6&dy=0&id=p54151393207
ドル円為替相場チャートを見ても日経平均が連動しているのが分かります。こちらの方は円高傾向です。
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