日経平均株価は75日移動平均線も向きが上向きから横向きへとなってきています。
これは直近75日間の相場が持ち合い相場を意味します。
では、分析します。
日経平均は下降相場へ向かっています。
特に、
- 21000円辺りを下へ割ってきたこと
- 05/14の安値を下へ割ってきたこと
は大きなポイントとなりそうです。
なぜなら、投資家が過去に21000円を区切りとしてトレードを行い
この辺りで強めのパーテーションがあることはチャートを見れば分かると思います。
チャートを拡大しボリンジャーバンドを表示しますと↓
株価が05/14の安値を下へ割ってきたことは小さな視点ですが、
これもトレードの上ではちょっとしたポイントとなりそうです。
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今後、日経平均が下降相場へと向かって行くのであれば、
- ① ボリンジャーバンドを押し広げながらずるずると下降していくパターン
- ② 一度反発上昇するが、21000円のパーテーションに跳ね返され再度株価は下降していくパターン
の2つが考えられると思います。
参考:『パーテーション理論』支持・抵抗線とブレークでのトレード手法
⇒ http://kabu-gensoku.com/text/partition-break/
日経平均が上昇するなら
トレンドラインを引きますと
今現在は、チャートで示したような下降トレンドが形成されていると思いますが、
日経平均が上昇するなら、
まずは、上のトレンドラインをトレンド転換していくことになります↓
一目均衡表のパーテーション
一目均衡表チャートを見ますと、三役逆転中。
これは下降相場を意味します。
また、先行スパン1、2(雲を覆うジグザグのライン)がパーテーションの役割となっているのが分かります。
先行スパン1、2は、
前述の21000円のパーテーションほど強いパーテーションではなく、
また真っ直ぐではないジグザグとしたラインですが
株価は先行スパン1、2の跳ね返りを経験した後、雲から抜け出ると大きく下降しているのが分かります。
※ このような株価と雲の関係はよく起こります。
参考として
一目均衡表の見方・使い方【基礎と応用】最強の買いパターンとは?
⇒ http://kabu-gensoku.com/text/ichimokukinkouhyou-basic/ から
目次:『雲の性質を利用したブレーク』を参照してください。
NYダウ平均チャート
日経平均株価がNYダウ平均株価に連動しているのが分かります。
75日移動平均線は下向き加減になってきて、更に25日移動平均線も75日移動平均線より下へ入ってきています。
日経平均が21000円辺りでパーテーションがあったように、
NYダウ平均には25200円から25400円辺りでパーテーションがあります。
さて、NYダウ平均は大局的に見ますと、
トランプ大統領就任以降は上昇相場でしたが、ここ最近伸び悩んでいるところを見ますと、
このあたりでちょっと株価も頭打ちのような気配もしてきています。
NYダウ平均チャート
⇒ https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=$INDU&p=D&yr=0&mn=6&dy=0&id=p54151393207
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