空売り銘柄としてテクニカル的にとてもいいチャートの形がありました!
いざ仕掛けて空売りのポジションを取ると、その後、株価は思うようには下げてはくれず、それどころか逆に上昇していきました。
しかし、その株価の上昇の力をお借りして損切分(ロスカット費)を取り返す例をご紹介します。
それほど難しい手法ではありません。すべて簡単な指標を使っただけです。
株はチャートをテクニカル分析しても絶対ということはありません。だからと言って、指をくわえて相場を眺めていてもトレードをしている意味がありません。
そうです!ある意味、確実性を振り払い思い切って仕掛けなくてはなりません。
しかしそうはいっても、いざ仕掛けてはみるものの株価が思った方向と逆に進んでしまった場合は損切をしなければなりません。
悔しいです。ただしテクニカル分析の良いところは仕掛けの指標を今度は真逆にも使える“ドテン”買いに転換できるところです。
6071 IBJ
25MA・75MA下向きですので下降相場中。
今日は上昇してしまいましたが、前日までは空売りの銘柄としてはとてもいい形でしたので、空売りポジションを取ったトレーダーもいたのではないでしょうか?
この銘柄に高値からトレンドラインを引いてみます。
(チャートが細かくて見えずらいので移動平均線やBBを取ります)
ローソク足の高値が前日まではきれいに引けていました。
しかも25MAあたりと株価がうまくぶつかっていて、当然株価が「25MAを上から下に割ってくるだろう」と……。
ですからこの銘柄…、空売りやってみたくなります!
しかし、この銘柄、空売りトレーダーの思いに反して上昇してしまいました。
仕方ありません。
たぶん多くの空売りトレーダーは前々日の高値に損切ポイントを置いていたのではないでしょうか?
25MAみたいに多くの投資家が売買ポイントとして見て使っている指標というのは株価が抜けると結構強い動きをします。
ですから、ただ損切でこの銘柄を終わらせるのではなく、株価がその損切ポイントを抜けたらドテン買いをやってもいいのです。
その時に
「ドテン買いの損切ポイントを空売りのときの損切ポイントと同じ値段」にすることです。
そうすれば、もしその後に株価が上昇しなくて損切にあったとしても
ドテン買いのトレード経費は±0円ということになります。
やって損はありません!
ただしうまくドテン買いがハマった時にはデイトレードみたいに分足が気になってしまいますので、ここは冷静にスイングトレーダーとして空売り時のロスカット経費を取り返せればいいやくらいの気持ちでいいかと思います。
もちろんその後上昇のトレンドが出たら素晴らしいですが。
同じようなドテン買いサンプルチャートです。
8114 デサント
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