日経平均株価、前日比-24円で引けましたが、本日ほとんど株価が上下に動きませんでした。
“スイングトレーダー”だけではなく“デイトレーダー”もこのような相場は退屈してしまいます。
私の知り合いのデイトレーダーは株価が動かないような日は見切りをつけ、ザラ場中ほとんど寝て過ごしているそうです。
さて、「上値は重たい、しかし空売りも積極的に仕掛ける時ではない」といった今の相場感が数字(株価)として示されているようですが、
今週中ごろから始まる「(米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)」、「終了後政策金利発表 (英) イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表」と世界の経済指標を控えていることも株価に影響しているのか、
(大体は予想の数字があり予想に反するようなサプライズな結果が生まれない限り相場が大きく崩れることはありませんが…)
これらの制作発表が終わるまではとりあえず……といったところでしょう。
日経平均株価のテクニカル分析に行きます↓
実は今年に入ってから持ち合いが続いていて大きなトレンドが出ないことからトレードがやりづらい相場ではありますが、
それでもチャート的にはボトムライン18.800円~アッパーライン19.600円あたりをきれいに株価は、動いています。
なぜローソク足のチャートがきれいに見えるのかと言いますと、それはダウ理論上昇成立が何度か繰り返されているからです(黄色いライン↑がダウ理論)。
※ダウ理論上昇成立の定義:「次の安値は前の安値よりも高く、次の高値は前の高値よりも高い」
また株価も25日線辺りできれいにトレンド転換しています。
但し、大きなトレンドが出ない理由も、このダウ理論にあります。
ダウ理論というのは、ちょっと曲者で、上昇成立とは同時に上昇相場と定義され「株を買ってもいいよ!」というサインではあります。
しかしダウ理論は前の高値を上に抜けるとそのまま高値更新を繰し大きく上昇する場合もありますが、
よくあるパターンとして前の高値を抜けたと同時に下降する場合も多いわけです。
そのいい例が今の日経平均株価チャートに如実に表れています↓
日経平均株価チャートのグランビルの法則の初動時にも表れていますね。↓
今回も前の高値である3月2日の高値を抜けたらそのまま高値更新せずに下降してくる場合も考えられますので、
「分散利確」等をうまく使いトレードを行うといいかと思います。
(とりあえず日経平均株価が3月2日高値を更新したら保持しているポジションを少し利確するなどの方法があります。)
また日経平均株価は明日以降に下降するような場合には「三尊(天井)」という下降相場の形になります。
どちらにせよ、今は大きなトレンドもない難しい相場ですから、玉建数を少なくして臨むのが良いかと思います。
私も今現在玉建数は少なめです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
アキ
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