前日、日経平均株価は今年の1月5日につけた高値19.615円を(高値)更新をしてきました。
これは高値更新と同時にチャートレベルダウ理論上昇成立という形です。
日経平均株価チャートからダウ理論上昇を見ていきます。
ダウ理論とは、
「次の安値が前の安値より高く、次の高値が前の高値よりも高い」
よって上昇成立となり上昇相場と定義されます。
図で表しますと↓
チャートで見る株価が安値を切り上げ高値も切りあがった時点で「ダウ理論上昇成立」になります。
また上昇相場と定義されるわけですから当然、
「株をどんどん買って行っていいのか?」
と思われますが、これはとても危険な行為です。
相場をそれなりにやって来ている方はお分かりかと思いますが、株価というものは前の高値を更新してくると、勢いのままに上昇することもありますが、同時に下降したりする場合も多いのです。
やっと苦労して高値を更新してきたとしても…注意が必要です。
下のチャート図も初動時での日経平均株価チャートです。
高値を何度か更新してダウ理論上昇が成立していますが、同時に株価は上昇するどころか下降しているのが分かります。
このように高値更新と同時に下降してしまうパターンとして多いのは
グランビルの初動のときと最終局面である3回目に起きやすいようです。
(今現在の日経平均株価チャートはグランビルの最終局面である3回目です)
なぜならグランビルの初動と3回目というのは投資家から見ると株式に対する不透明感があり積極的に買っていけない心理状態があるからです。
これがチャート的にダウ理論上昇成立をしているが高値更新における注意となるようです。
ちなみにダウ理論上昇成立で積極的に買っていける場所はグランビルで一番上昇が見込める2回目ということになります。
また株価には「押し」というものがあります。
※ダウ理論上昇成立後に「押してきたときに買っていく」のが投資家の基本トレードです
この押してきたときに買っていくパターンは「ダウ理論の応用編」を作成次第、記事にしていきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
アキ
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