パーテーションと、トレンドライン。
どちらも分析には欠かせない指標となりますが、
株価の動きを捉える要素としては
トレンドラインよりはパーテーションを使って分析
そしてトレードをした方が分かりやすいと思います。
今回は前回の記事内容のおさらいを兼ねて
現在の日経平均株価がパーテーションという
「投資家が意識する値段」が
株価の動きとどのように関係しているのかを見ていきたいとおもいます。
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先週のおさらい
では、前回の記事内容のおさらいからいきます。
11月5日での日経平均予想図 ↓
前回、11月5日の記事では、
日経平均株価は、先週上昇トレンドを形成しましたが
もし株価が下落するようなことがあれば
そのときは
上のチャート図の4/24につけた高値を
パーテーション(支持線)として意識しトレードを行うことを話しました。
結果は、日経平均は下落せずに
23000円~23500円の持ち合い中です。
現在の日経平均株価チャート
では、現在の日経平均株価チャートを見てみましょう。
さっそく分析していきます。
現在の日経平均株価は75日移動平均線から離れていますが
まず、株価はどこの値段を目指し上昇しようとしているのでしょうか?
それは、2018/10/02に付けた高値(24448円)だと思います。
なぜなら株価というものは上昇の目的として
高値更新を目指そうと動くからです。
ここで、その高値更新について分かりやすいように
過去の日経平均の動きについて
週足チャートを使い相場を大きなチャート図で見てみましょう。
日経平均株価・週足チャート↓
上図のチャートから、現在の日経平均株価が
2018/10/02に付けた高値(24448円)を目指しているのが分かると思います。
この週足チャートは、株価が39週線を中心とした
グランビルの法則がきれいに現われているのが分かります。
グランビルの法則終了後に一度下向きとなった39週線が現在上向いてきていることから
再度グランビルの法則が始まっているかもしれません。
株価と移動平均線の関係、グランビルの法則の捉え方はとても大事です。
これから先も、日経平均は上昇相場になれば
高値更新を目指すと思いますが、
(まだ先の話となりそうですが)
株価が24000円くらいに来たときに
よく株価の動きに注意しながらトレードを行うことを勧めます。
なぜなら、投資家は高値更新を一つの大きな目安としてトレードを行うからです。
もし、高値更新が出来ないようだと三尊天井の形となります。
そのときは売りが先行し
場合によっては日経平均株価が39週線まで下落することもあります。
長期パーテーションを引くと?
さて
「株価が24000円くらいに来たときにはよく株価の動きに注意しながらトレードを行うことを勧めます」
と、今言いましたが……、
それだけでは実際どのように考えてトレードを行ったらいいのか
皆目見当つかないとおもいますので、
参考になるか分かりませんが
パーテーションの考えを利用して話したいと思います。
もう一度、現在の日経平均株価チャートを見てください。
まず直近の日経平均株価チャートに小さなパーテーション(赤ライン)を引いていきます。
投資家から意識された値段でもって
小さなパーテーションが作られているのが分かるでしょう。
そして、ここからが大事な分析になります。
ここで、そのままチャートを過去の2018年後半期まで遡って拡大し
パーテーションも同時にチャートの左へと伸ばしていくとどうでしょう。
⇓ ⇓ ⇓
直近の株価が2018年の後半期のパーテーションのような
株価の動きに連動され意識されているのが分かるとおもいます。
ということは、
これから日経平均株価が上昇するようなことが起きれば
2018年の後半期辺りの株価の動きに連動させたパーテーションを引いて
そのパーテーションを意識しながらこれからトレードを行えばいいと考えることが出来ます。
今度は2018年の後半期辺りのパーテーションを右へ直近の相場へと伸ばしていきますと
どうでしょう。
⇓ ⇓ ⇓
日経平均がこれからまだ上昇し高値更新を目指そうとするなら
その途中経過において
このパーテーションを意識したスイングトレード、
またはデイトレードを行うことがヒントになるかと思います。
下落したときににもこのパーテーションは使えます。
今は小さな三尊天井を形成し23000円辺りのパーテーションを
今日、投資家は意識してトレードをおこなっていましたね。
ちなみに、パーテーションは5分足チャートにも如実に現れます。
今日の5分足チャート ↓
※パーテーションを引き方としてのヒントは、
パーテーションを線と捉えるのではなく太めのベルトにように捉え分析するといいでしょう。
最後に(分析の原理原則)
もちろん、必ずしもここままパーテーションが株価の動きに反映される訳ではありません。
大きな買い、売りがあった場合など
このパーテーションが意識されず株価が動く場合もあると思います。
ただし、分析とは今現在意識されている指標を使ってトレードを行うこと。
もし、その指標(今回はパーテーション)が意識されなくなったら
他の意識され始めている指標を見つけトレードを行うことが原理原則です。
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