「株式投資勝利の法則」プロトレーダー全てに共通する”ある思い”とは?

 

私に株のトレードを教えてくれたメンターは普段でも、またお酒を飲んで酔っていてもトレードの話しかしないような100%のトレーダー人間でした。

 

更に、私の周りのプロトレーダーも普段から相場の話しかしないような人たちが多いです。

 

私はそのような環境の中に身を置くことで、彼らプロトレーダーには、トレードに対するある共通した思いがあることを発見しました。

 

それは至ってシンプルなことなのですが、しかし、初心者やセミプロを含めたトレーダー全体の損益に直接かかわる非常に奥の深いことであることが分かってきました。

 

今回のコンテンツ内容ではそのことについて短い内容ですが話させていただきたいと思います。

 

 

 

株式投資を始めようと、本やネット、また投資の学校や教材を調べていくと、必ず「将来の会社への不安や貯蓄のために株式投資をはじめてみませんか?」というキャッチフレーズのお誘いを目にしたことがあるかと思います。

 

確かに会社や将来への不安を抱え、その不安感を株式投資からの利益で賄えるようなことが出来ればきっと素晴らしいだろうなと思うのは人間として当然ことだと思います。

 

しかし、どうでしょう?私の周りのプロトレーダーは、トレードを始めた理由は十人十色ですが、プロとなった現在では経済的な理由だけでトレードをしている人はあまりいないようです。

 

もちろんプロとしてトレードの利益から生活をして、また家族を養ってはいますが、経済的理由とは別に彼らがこれまでトレードを続けられたのは、ただ一言「トレードが好きである」というシンプルな理由になります。

 

「女の子にもてたいがためにバンドを始めたが、その後、音楽の奥深さを知ることで女の子よりも音楽の方を愛してしまいプロの道に進むことになったミュージシャンもいれば、

将来の会社への不安や経済的理由から投資をはじめたが、その後トレードの世界に魅了されてしまい頑張ってプロになったトレーダーもいます。

 

ですから、その道のプロになった人達に共通している思いが「その仕事が好きである」ということなのです。物事を始めるきっかけというのは、どのような理由でもいいのです。

 

また、「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったもので、何事も努力からある程度のスキルアップは計れても、それ以上のプロのレベルになるには努力と同時にそれ自体が好きでないと、その域までは到達することできないと言えるでしょう。

 

株式投資3つの必勝法

 

さて、株式投資の勝利の法則として「ルールを守ること」、そして「投資資金を管理すること」の2つがこれまで必須とされてきました。(読者の皆さんはきっと守られていると思います。)

 

しかし、上記の内容から、このコンテンツでは、トレードで勝利する2つの条件に対し新たに「トレードが好きであること」を加えていきたいと思います。

 

よって、株式投資の勝利の法則は、

 

  • 「ルールを守る」
  • 「投資資金を管理する」
  • 「トレードが好きであること」

 

の3つとなります。

 

元トレーダーよりもプロトレーダーの方に負けが多いという事実!

 

プロのトレーダーは、株であれFXであれ、これまでの百戦錬磨のトレーダーなんてまずいません。

 

意外と思われるでしょうが、彼らプロトレーダーは人並み以上の負けや損失を今までに経験しています。中には過去に破産を経験しているプロもいます。

 

ですから、負けが込んでマーケットから去ってしまった元トレーダーよりもプロトレーダーの方が同時期において実はたくさんの負けを経験しているという場合も考えられるかと思います。

 

もちろん、プロトレーダーになるために「たくさん負けてください」と言っている訳ではありません。

 

実際に、彼らは、投資を始めた頃には借金をしたり、また強いレバレッジからのトレードをしていた『ルール違反』の可能性も考えられますから、普通は投資資金の管理をしっかり行っていれば早々に大きく負けることはないはずです。

 

しかし、彼らプロトレーダーが過去にそのような大きな損失を受けてもそれでも立ち上がりトレードをし続けた理由は何だと思いますか?

 

普通に考えると大きな損失を出してしまえばトレードを諦めてしまうと思いますが、それでも諦めずにトレードを続けた理由は何でしょうか。

 

それは「プロになる」という明確な目標があったから?

もちろん、それも1つの理由でしょうが、彼らに共通するのが、やはり「トレードが好き」ということなのでしょう。

 

トレードが好きだから、例え勝っても負けても彼らは結果に左右されずにトレードを続けることが出来るのです

 

誰でもトレードを長く行っていれば、いつかは立ち直れないくらいの大きな損失を出すときもあるかと思います。

 

しかし、そんなとき「あなたはそれでもトレードを愛せますか?」

「それでもトレードを続けられますか?」

 

プロトレーダーはトレードに対する思い入れが全く違うのです。

 

損失というお金の痛みを伴わないとトレードの向上はない!?

 

「全くお金のリスクのないデモトレードから出発し事前準備をして、そして勝てるようになってからリアルトレードに入り結果プロトレーダーになった」うまい話など私はこれまでに聞いたことがありません。

 

もちろん、初めから無理にリアルトレードをする必要もないとは思いますが、それでもデモトレードよりも実際にお金を使ってトレードを行うリアルトレードの方がスキルアップは早いといえます。

 

「なぜでしょうか?」はっきりとした理由は分かりません。

 

但し、危険な言い方になりますが、どうやらトレードというものは損失というお金の痛みを伴わないと上達しないようなのです。

 

例えば、プロゴルファーの卵はプロになるためには賭けゴルフをしないと上達しないといわれますし、マージャンやパチンコなどもお金を賭けないと面白くもなく、よって上達もしない訳です。

 

すなわち、トレードも勝利するには、同時に負けというリスクを背負い「いつでもお金を失う可能性がある」という緊張感がないとスキルの向上には繋がりにくいといえるのではないでしょうか。

 

お金の痛みを伴いながらトレードをし続けるにはやはりトレード自体が好きでないと難しいと言えます。

 


スポンサーリンク


スポンサーリンク


元々お金持ちのプロトレーダーには独特の投資美学がある

 

プロのトレーダーの中にはお金持ちになったトレーダーだけではなくビジネスで成功し資産を築いた後にトレードを始めた元々お金持ちのプロトレーダーがいます。

 

将来のお金の不安から投資を始めたトレーダーとは逆の立場の投資家達です。

 

彼らは、お金があり生活が困らないので無理にトレードをする必要はないように思いますが投資が好きで今でもトレードから利益を出しているのです。

 

もちろん、彼らも大きく負けることもあります。

 

しかし、無理にお金を稼ぐ必要のない彼らの投資に対する考え方というのは、トレードの結果を求めるだけではなく、自身のトレーダーとしての成長過程、また分析から仕掛け、そしてクローズするまでのトレードの道のりや緊張感までも楽しんでいるのです。

 

お金持ちのトレーダーは投資資金に余裕があり落ち着いたトレードが出来るから勝てるんだと思う人もいるかと思いますが、彼らが勝利できる1番の要因はやはりトレードを愛しているからでしょう。

 

最後に

 

今回の内容から、「トレードが好きである」こと、そして「トレードの過程そのものを楽しんでいること」がトレードで勝利する要因であることを理解して頂けたでしょうか?

 

トレードでは「ルールを守る」、「投資資金を管理する」ことから、ある程度までのレベルには到達できますが、それ以上のプロレベルに到達するには、どんなに相場に騙されたとしてもそれでも「トレードを好きである」ことが求められます。

 

ですから、「トレードを好きになってください!」と言いたいところですが、しかし、生身の人間ですので、無理に物事を好きになれることはなかなか難しいと思います。

トレードもしかりです。

 

但し、投資・トレードを教えたり、コンテンツ配信をしている我々の方としては、現役のトレーダーの方や、これからトレードを始める方に向けてトレードを好きになることが出来るような「きっかけ」くらいは与えることが出来るかも知れません。

 


 

最後になりますが、

 

  • 現役トレーダーの方は楽しんで分析を行ってください。そして、分析結果と実際の株価の動きとを見比べてください。そのような作業を繰り返し行えば必ず分析能力が身に付くことで、あなたはトレードが楽しくなってきます。
  • これからトレードを始める方は、とにかくトレードからのファーストキャッシュを得てください。トレードは頭で考えていても実際にトレードをしない限りは何も始まっていないということですから。

 

投資・トレードは100%好きでないと続けられないというものではありません。しかし、良くも悪くもトレードを楽しめるようになれたら最高なのです!

 


スポンサーリンク


スポンサーリンク


 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください