『吉田類の酒場放浪記』長寿番組の秘訣は彼の●●にあった!?

 

 

吉田類さん、以前のように「吉田類さんって誰?」なんてもう世間では言わせないくらい今では有名人です。

 

その類さんを有名にした番組こそ言わずと知れた2003年9月1日からスタートしているBS-TBSの長寿番組『吉田類の酒場放浪記』(毎週月曜夜9時~)になります。

 

番組HPから

 

 

(勝手ながらおこがましいのですが類さんとお呼びさせていただきます^^)

私はこの番組大好きで、6年前から楽しく(TVの前で1人で飲んで?)見続けています。

 

どんな番組かと言いますと、お酒好きな類さんが全国の居酒屋・焼き鳥屋・小料理屋さんなどをお邪魔して飲んで食べて、そして店主や料理人との会話を楽しむといった実はシンプルな内容です。

 

(この番組内容を聞いただけではさぞかしつまらなそうでこれから見る気も起らないかと思いますが、まあちょっとお付き合いくださいませ^^)

 

また、お店に行く途中(飲む前に)地元の何かめぼしいところに立ち寄るというローカル番組のようなちょっとバランスのとれた内容構成となっています。

 

この番組の売りの一つが、「外に出て飲みに行かなくても家で番組を見ながら飲んでつまめば一緒に飲んでいるような雰囲気にさせてくれる」といったところでしょうか!

 

類さんが金宮を好んで飲むあたりは何とも言えない雰囲気があります。

 

1時間番組で1件のお店に対して約15分間ですので計4件のお店を紹介(再放送含む)してくれますので内容的には飽きさせない番組作りとなっています。

 

1件:約15分×4件=1時間 

 

この番組を毎週楽しみにしている方もたくさんいることでしょう!僕の周りの友人にも何人かいます!BS番組でもそのくらいに浸透してきているのですね。

 

週末、忙しく飲みに行けなかったら月曜日にこの番組を見ながら「類さんと一緒に飲んだ雰囲気になってみる」なんて安上がりでいいかも知れません。

 

ところでなぜこの番組10年以上も続いているのでしょうか?

 

その前に、吉田類さんについて…

 

Wikipediaより

吉田 類(よしだ るい、男性、1949年6月1日 – )[1]は、高知県高岡郡仁淀村(現吾川郡仁淀川町)出身の酒場ライター(「酒場詩人」の肩書で紹介されることも多い)、画家、作家、タレント、歌手。名前の「類」は通称[2]。

3歳の時に父親と死別。小学生の頃に絵を習い始める。初めて俳句を詠んだのも小学生の時。かねてから憧れを抱いていた京都に小学校卒業と同時に移り住み、中学・高校時代を過ごす。その後ニューヨークやヨーロッパ等を放浪しながら絵を勉強し、シュールアートの画家として主にパリを拠点に約10年間活動。30代半ばで活動の場を日本に移し[3]、イラストレーターに転身。1990年代からは酒場や旅に関する執筆活動を始めるかたわら、俳句愛好会「舟」を主宰。独身・一人暮らし(吉田類の酒場放浪記より)。高知県観光特使及び仁淀川町観光特使。……以下省略

 

類さんの本職は芸術家ですね!芸術家ということからありがちな若いころには住居を転々とされていたらしく番組内でも特に東京の下町あたりには時々詳しい様子が伺えます。

 

また勝手な想像になりますが芸術家ですので生活的にもどちらかと言えば苦しかった時期が長かったのではないかと思えます。

 

そんな苦労人の類さんですから、気さくな人柄も手伝ってか、居酒屋めぐりという番組内容とマッチしたことが人気長寿番組となった要因の一つではないでしょうか?

 

また、この番組が嫌味なく見続けていられる理由に、

 

類さんが独身」ってことが大きいのではないでしょうか?

 

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類さんは自ら独身であることを語ることはほとんどありませんが、番組を見ている独身者は(男性女性含めて)自然と親近感を覚えているのではないでしょうか?

 

もし、類さんが、妻子を持ち幸せな家族を持っていたら、どう思うでしょう?

 

「居酒屋で一人飲む類さんが、実は家に帰れば家族が待っている!」

 

そんな生活感を感じたなら視聴者の方は類さんの人柄とは関係なしに親近感の方はどちらかと言えば無意識に希薄になっていくのでは…、と勝手ながら想像してしまうんですよね!

 

失礼!

 

もちろん、類さんの私生活に関係なしにこの番組が好きな方もたくさんおられるでしょうし、私自身類さんには少しでも活躍して幸せになっていただきたいと僕は思っています。

 

さて、僕はこの番組を通してぜひ自分も行ってみたいと思うような店がいくつかありました。

 

そこで3件に絞ってみましたが、内1件は家からあまりにも遠いのでお邪魔できませんでしたが、残りの2件は友人と行ってきました。

 

 

まず1件目、東京大田区穴守稲荷「季節料理 淀」さん

番組HPから

 

立地的に羽田漁港が近いことからここはアナゴ鍋料理が専門です。

 

ちなみに羽田漁港あたりでとれる通称《小柴のシャコ》などはアナゴと並んで江戸前物として超有名です。

 

特にアナゴは脂がのっているものが多く、また今ではなかなかとれない《小柴のシャコ》は寿司屋さんから味付け不要とお墨付きをもらうくらい重宝される美品です。

 

料理のほうですが、特に前日予約制の《アナゴの煮凝り》は最高においしかったです。もちろん最後は雑炊で食べたアナゴ鍋料理も絶品でした。

 

蛇足ですが、僕は築地市場で鮮魚を扱う仕事を長くしていましたので、アナゴを割くのは早いです。

 

その速さとは、さばいていて包丁が止まらないくらいの速さって位の感じです!?私の唯一の取柄です^^が、

 

もちろん(そんなどうでもいい僕のことは)食べている間は店の主人には一切話さずに、アナゴの素人同然にお世話になってきました。

 

お店の居心地も良く、あぁ~、機会があったらまた食べたい。そんな気持ちにさせてくる雰囲気抜群の料理屋さんでした。

 

駐車場はあるのか確認できませんでした。

 

※)前日予約制の《アナゴの煮凝り》は一度食べてみる価値ありです。

 

 

2件目は、浅草「ぬる燗」さん

番組HPから

 

ここは正直、圧倒されました。しかし食べていないんですよね。というより客席が埋まっていて入れなかったんです。

 

ただ、お店の扉を開き中の様子を見た瞬間、お店とお客との一体感がまるで絵になっているんです

 

類さんの番組を拝見していた時からこのお店の主人の料理に対する真剣さはとても伝わってきていましたが、まさかここまでとは、…!

 

恐れ入りました。

 

結局まだお店には行けていませんが、今度は予約していかないと無理そうでした。(お店は何年か前に同じ浅草内ですが、引っ越していますので訪れたい場合はご注意くださいませ)

 

 

最後に余談になりますが、先の「季節料理 淀」のご主人が番組のスタッフさんから聞いた話によりますと、

 

『吉田類の酒場放浪記』の初期放送の頃は焼き鳥屋さんめぐりがメインで、あまり視聴率が取れなかったそうです

 

そこで焼き鳥屋さん以外のお店を紹介するようになって段々と人気が出てきたとの話です。

 

類さん、これから先も全国のお店を回ってくれると思いますので、必ず読者さんの地元、または知っているお店、入ったことあるなどのお店が登場してくるはずです。

 

ぜひ、『吉田類の酒場放浪記』ご覧になってください!

 

今ではDVD、書籍、類さん自らボーカルをとったテーマソングのCD等販売されています。

 

放送スケジュールhttp://www.bs-tbs.co.jp/sakaba/schedule/

 

おんな酒場放浪記もよろしくです!

番組HPから

 

放送スケジュールhttp://www.bs-tbs.co.jp/onnasakaba/schedule/index.html

 

 

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

 

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