今年に入ってから日経平均株価の持ち合い相場が約2カ月以上続いていますが……、
この持ち合い相場、長期保有型の投資家だけではなく“スイングトレーダー”(約数日間~10日間位を保持するトレーダー)にとっても非常に悩ましい相場です。
なぜならトレンドが出ないからです。
トレンドが出ないということは=(イコール)儲からない
ただそれだけの話です。
プロのトレーダーですらなかなか成績を思うように上げられない時期でもあります。
しかしそのような持ち合い相場の中でも必ずしも東証1部のすべての銘柄が持ち合っているかと言えば、もちろんそんなことはありません。
けっこう元気の良いトレンドが出ている銘柄もあります。
ですからそのような“旬”の銘柄を探していけばいいのですが、それでもやはり元気の良い銘柄というものはその銘柄の力以上に何か「後押し」のような他の力が働いている場合があります。
その他の力というのが、セクター(業種)別銘柄と言われるものです。
セクターとは、例えば「銀行業」であったり、「輸送用機器」であったり、「情報・通信業」などです。
ちなみに、ユニクロのファーストリテイリング《9983》は「小売業」、ソフトバンク《9983》は「情報・通信業」、TOYOTA《7203》「輸送用機器」になります。
だいたいは証券コードの4桁のうち、左2桁の番号で業種が決まっていますが、詳しいことは今回割愛させていただきます。
さて早速、セクター別の日足チャートというものが存在していますので見てみましょう!
●持ち合い中のセクター↓
●上昇相場中のセクター↓
どうでしょうか?
日経平均株価と同調しているもの、していないものがけっこうはっきりしています。
当然、今現在持ち合い中の日経平均株価に同調しているセクターの個別銘柄をトレードしても難しいところがあるかと思います。
(※注意・同じセクター内の銘柄の中でも全く違う株価の動きをしている銘柄もたくさんあります。)
ですから、当然日経平均株価に同調していない、今でしたら持ち合いがなく上昇相場中であるセクター内から個別銘柄を探し出し、仕掛けていくのもいいのではないかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
アキ
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