日経平均株価チャート、NYダウ平均株価チャート、
ともにMACDがデッドクロスしてきています↓
上昇相場ですと(特にアベノミクス相場のときのように)日経平均株価チャートのMACDがデッドクロスしてもすべての銘柄を決済する必要はありませんでしたが、
今回NYダウ平均株価チャートまでも同時にデッドクロスしてきますと流石に(まだ大きな暴落が来ていない間に)買いポジションの手仕舞いを考えなければ……と、多くの投資家が考えていることだと思います。
少なくともロスカットは浅めに設定していることでしょう。
今のように日経平均株価の先行指標がドル円為替相場に代わる前は何といってもNYダウ平均株価チャートが1番の先行指標でした。
よく師匠から、「日経平均はNYダウ平均の上昇には連動しないが下降は連動するぞ」と言われたことを思い出します。
だからでしょうか、NYダウ平均株価チャートがデッドクロスすると「買いは怖い」と先入観を持ってしまっています。
さてチャートを見てみましょう!
日経平均株価、続落しています↓
株価がちょうど、25日間移動平均線あたりに来ました。
このまま更に続落しそうな雰囲気もありますが…、
テクニカル分析すると、まだ75日移動平均線の向きが強い上向きですから上昇相場中と定義され、株価が25日移動平均線あたりでトレンド転換することも考えられます。
その場合は買い目線ですね!
●では更に続落したと仮定して分析すると↓
※注意) 抵抗線とされていますが、正しくは支持線の誤りです。抵抗線は上側の赤ラインのほうです。失礼いたしました。
まず上昇トレンドの抵抗線が下に見えてきます。
株価がもし今後続落した場合、この抵抗線にあたった時に、
株価が
「反転するか?」
それとも
「抵抗線を破って下に抜けてしまうのか?」
どちらかでしょう。
もし株価が抵抗線に対して反転した場合は上向きの75日移動平均線あたりにも株価が重なってきますので反転する可能性があります。
その場合は買いポジションも取りやすいでしょう。
なぜなら上向きの75日移動平均線付近での買いは基本です。
●今度は株価が抵抗線を下に割ってきた場合です↓
これはもし75日移動平均線も同時に割ってくるようですと、日経平均株価の下降トレンドに入るサインが出てしまいます。
それほど株価が75日移動平均線を上から下に割ってくるということは投資家にとっては相場でのとても敏感な出来事なのです。
また株価が割ってくる状況の中でも株価が75日移動平均線を終値で割ってくる、それも陰線でローソク足を形成してくると下降のサインが強くなります。
もちろん断定はできませんし、理由も説明できません。
しかしこれが「チャートを絵で見る」ということだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
アキ
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