2017/02/20
《日平均株価のテクニカル分析》
今日はほんとうにうまく日経平均株価のテクニカル指標がヒットしました。
と言いましても、日経平均株価チャートをみて個別銘柄の空売りを仕掛けていたトレーダーの方はちょっと残念な結果と思います。
なぜなら今後日経平均株価が上昇あるいはトレンド転換してくる可能性があるからです。
前日比約73円ほどの安値で寄付き19.115円ほどまで値を下げましたが、結局19.251円で引けました。
特に後場は少し円安トレンドに株価が振れたのか踏み上げました。
では早速、日経平均株価の日足チャートから今日のテクニカル分析をしていきます。
シカゴ先物(CME)やドル円為替相場から今日はそれなりに日経平均が下げるかと見ていましたが、下から引いたトレンドラインと25MA(移動平均線)に日経平均株価が同時にぶつかり反発しています。
ちなみに上にある赤色のラインと下から引いた赤色のトレンドラインとの間が上昇トレンドです。
今現在、日経平均株価の相場をテクニカルチャートから分析すると75MA(移動平均線)は上向き、株価は75MAの上にあり、また25MAも少し上向きになってきています。
※移動平均線は基本的に向きにより相場感があり、上向きの場合は買い目線の相場と考えます
もし明日以降に日経平均降株価が上昇するようですと(もちろん明日以降の相場は誰にも分りませんが…)、完全に下から引いたトレンドラインが支持線となり25MAのトレンド転換となる可能性があります。
時々このようなきれいな形でテクニカル指標がハマるときがあり、多くのテクニカル分析をしている投資家がチャート分析をよく意識してトレードを行った結果と言えるでしょう。
この分析内容が見えていたトレーダーの方は一度空売りをいくらか閉じ(決済して)、同時に引け辺りで買いポジションを取っているかと思います。
※このようなところがテクニカルチャート分析の良いところです!
もし日経平均株価が下から引いたトレンドラインと25MAを上から下に割ってくるようですと再度空売りが効いてくることでしょう。
下図は日経平均株価5分足のチャートです。反転している株価に下から引いたトレンドラインと25MAがあり支持しています。
日経平均株価は大きなチャートで見るとグランビルの最終局面であり上昇もそろそろ終わりかな?という感じで、買いよりも空売りを狙っている方が多いかと思われますが、それでも直近のチャートのダウ理論では上昇中です。
1月5日の高値を超えて来るようだとまだまだ日経平均株価も“強い”と感じていいかと思います。
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