「株式投資の初心者の方が株を購入したが高値をつかまされてしまい、その後すぐに株価の下降に会い大きな損失を抱てしまった」
このようなこと昔はよく耳にしたそうですが、実はこの話現在進行形だと言うことです。けっこう重要なことです。昔と違い今のように情報が溢れ少なくともネットなどを通して自分で株式のことを調べることもできる訳ですから、株を買ってすぐに儲けるまでとはいかなくてもせめて高値をつかまされないようにすることぐらいはできたんじゃないかと思います。
※注意)良いニュースが出たらその株買ってはいけません!
が…、しかし初心者の方の場合、高値というものはどうしてもつかまされてしまいやすいようです。なぜでしょうか?ほとんどの初心者の投資家が最初に株を買う決め手となるのが、「銘柄に関する良いニュースが出たから」という理由があります。(ニュースとは新聞であったりテレビの報道などです)
しかし投資をやっている方なら分かるかと思いますが、銘柄に関する良いニュースが出た時というのは大体決まってもう既に株価が上昇し切っている場合が多いのです。
ほぼ株価の天井に近いと言いますか、あとは下げを待つくらいの状態なのです。しかも、ニュースが出た時というのは大きな陽線なんかが作られるものですから余計に購買意欲を掻き立てられるわけです。
一番怖いパターンとは?
株というのは大きく上昇すれば利益確定の投資家が当然出てきますので売られるわけです。需給の法則から“株は売られれば下降する”。よって利益確定の売りが入ると株価は下降します。また売買心理の一つである「売りが売りを呼ぶ」ことになり、今度は大きな大陰線が作られるわけです。
この場合、利益確定をする投資家というのはまだ株価が上昇する前の安い時の株価で買っていたり少なくとも利益が出ている訳です。しかし高値で買った初心者の投資家の場合、下降したからと言ってすぐに売ることが出来ません。
それには個々個々の理由があり「まだ(株価は)上がるのではないかという期待感」「損失を出した状態で売ることは投資家として負けを認めることになるという自尊心」「売りたいけどどこで売ったらいいのか分からない」等々まだいろいろとある訳ですが、
1番怖いのが株価が大きく下げてしまってた後でもまだ売っていない状態です。
怖いですが、これけっこうあるパターンです。株を始めたばかりの頃は心理的に本当に売るに売れない訳です。こうなるとこのような状態の株のこと何て言うかわかりますか?
ズバリ塩漬け株です。
塩漬け株になるともう株価が上昇することは難しいです。また更に下落することも良くありますので
結論はただ1つ、一刻も早く売ることです。それしか選択肢はありません。
でも株の初心者の方であればこのように株価は大きく下がっていても「売るに売れない気持ち」とても良くわかります。だってそうですよね?期待感を込めて初めて投資家として株を買ったとき、その後株価が下降したからと言ってすぐに売れますでしょうか?なかなか売る決心はつきませんよね!?
なぜ同情的な意見を述べるのかと申しますと、実は私も同じような道筋を辿ってきたからです。面白いことに周りのトレーダーの方も話を聞けばほとんど同じような経験をしています。大体ほとんどが独学かもしくは株を学ばずに株をやり始めた場合に多いようです。そして株を本格的に学び始めて高値を掴んだ時の相場のからくりが理解できたようです。
株式投資の勉強をするのであれば、間違いをなるべく起こさないような学び方をしなければいけないのです。塩漬け株になってから気づいても遅いのです。
追伸)
銘柄に関する“良いニュース”とは、実は元々底値で買っていた機関投資家などが今度は自分たちの株を売るために素人の投資家の方達に向けて故意にニュースを流して買わせている場合があるともいわれています。※注意)気を付けましょう!
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